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J-GLOBAL ID：201202233583293487   整理番号：12A1565800

垂直振動をうける粒子ダンパの近似解法

Analytical Solutions for Particle Damping in Vertical Vibration

著者 (3件)： 井上昌信 (北九州工高専) ,  横道勲 ,  平木講儒 (九州工大 大学院工学研究院)
資料名： 日本機械学会論文集 C編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C (Web))
巻： 78  号： 793  ページ： 3118-3132 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0184A  ISSN： 1884-8354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1自由度垂直強制振動系を対象に,粒子ダンパを用いた場合の制振効果について,実験,シミュレーションと周期運動について理論解析を行った。反発係数を考慮した単体運動モデルに基づくシミュレーションおよび単体粒子が振動体と衝突・付着・分離する反発係数を0とした周期運動の理論解析を行ったところ,実験結果とよく一致し,本手法による定量的予測も可能となった。さらに,DEMによる計算事例と比較したところ,適切な反発係数を用いることで,DEM等の手法によらなくても,非弾性衝突とみなす理論的手法,ないしは若干の反発係数を考慮した単体モデルによる手法によって,粒子ダンパの制振効果を許容誤差範囲で予測できることを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： 強制振動 ,  効果 ,  垂直方向 ,  自由度 ,  *微粒子 ,  防振 ,  反発係数 ,  モデル ,  実験 ,  シミュレーション ,  近似法 ,  *制振効果 ,  運動モデル
準シソーラス用語： *ダンパ

分類 (1件)： 緩衝器,ばね  (QB01110U)

引用文献 (13件)：

• (1) 背戸一登,“振動を制する”,機械の研究,Vol.61,No.1(2009)pp.49-62.
• (2) S.F. Masri, and T.K.Caughey, “On the Stability of the Impact Damper”, Transactions of the ASME Journal of Applied Mechanics, Vol. 33 (1966), pp.586-592.
• (3) 安田仁彦,神谷恵輔,加藤錬太郎,山口俊堂,“弾性インパクトダンパによる制振”,日本機械学会論文集C編,Vol. 69, No. 685 (2003), pp. 2248-2255.
• (4) M.R.Duncan, C.R.Wassgren, C.M.Krousgrill, “The damping performance of a single particle impact damper”, Journal of Sound and Vibration, Vol. 286, (2005), pp.123-144.
• (5) R.D. Friend, and V.K. Kinra, “Particle Impact Damping”, Journal of Sound and Vibration, Vol. 233, No.1, (2000), pp.93-118.

タイトルに関連する用語 (3件)： 垂直振動 ,  ダンパ ,  近似解法