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J-GLOBAL ID：201202233593938354   整理番号：12A1503942

種々の生体試料中の生理活性脂質PtdIns3Pを定量化するための新規な質量アッセイ

A novel mass assay to quantify the bioactive lipid PtdIns3P in vanous biological samples

著者 (10件)： CHICANNE Gaeetan (Univ. Toulouse 3, Toulouse, FRA) ,  SEVERIN Sonia (Univ. Toulouse 3, Toulouse, FRA) ,  BOSCHERON Cecile (Univ. Joseph Fourier-Grenobel 1, Grenoble, FRA) ,  BOSCHERON Cecile (Commissariat a l’Energie Atomique et aux Energies Alternatives, Grenoble, FRA) ,  TERRISSE Anne-Dominique (Univ. Toulouse 3, Toulouse, FRA) ,  GRATACAP Marie-Pierre (Univ. Toulouse 3, Toulouse, FRA) ,  GAITS-IACOVONI Frederique (Univ. Toulouse 3, Toulouse, FRA) ,  TRONCHERE Helene (Univ. Toulouse 3, Toulouse, FRA) ,  PAYRASTRE Bernard (Univ. Toulouse 3, Toulouse, FRA) ,  PAYRASTRE Bernard (CHU (Centre Hospitalier Universitaire) de Toulouse, Toulouse, FRA)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 447  号： 1  ページ： 17-23  発行年： 2012年10月01日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エンドサイトーシス経路の制御とオートファジーにおいて重要な役割を果たしている脂質PtdIns3Pは哺乳類細胞に微量存在し,また細胞質分裂時等に中心体で起こっている分子メカニズムに関与していることを定量的に調べることを目的に新規な質量アッセイを開発した。その理由は,異なるホスファチジルイノシトールリン酸を放射標識してHPLCにより分離する伝統的な技法や質量分析と連結した高感度液体クロマトグラフィーでも定量化することは困難だからである。著者等は,組換えPtdIns3P 5-キナーゼ,PIKfyveを使用して,様々な生物学的サンプルからこの脂質を定量化するための質量アッセイを説明した。さらに,このアッセイを使用して,刺激後マウスとヒト血小板でのPtdIns3Pの質量レベルの増加とVps34欠損酵母におけるこの脂質の損失とBHK細胞から単離された初期エンドソーム内での相対濃縮を示した。

シソーラス用語： ヒト ,  マウス ,  血小板 ,  *ホスファチジルイノシトール ,  *ホスファチジルイノシトールキナーゼ ,  *酵素的分析 ,  定量分析 ,  Saccharomyces cerevisiae ,  培養細胞 ,  エンドソーム
準シソーラス用語： BHK細胞 ,  *PIKfyve ,  Vps34蛋白質 ,  *ホスファチジルイノシトール3-リン酸 ,  *ホスファチジルイノシトール5-キナーゼ

分類 (2件)： 脂質一般  (EB05010B) ,  酵素の応用関連  (EB09100B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 生体試料 ,  生理活性脂質 ,  定量化 ,  質量 ,  アッセイ