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J-GLOBAL ID:201202233610778722   整理番号:12A1094719

運動条件付けはラットの消耗運動に対して初期心臓保護を与える 蛋白質キナーゼCデルタ転移の潜在的関与

Exercise preconditioning provides early cardioprotection against exhaustive exercise in rats: potential involvement of protein kinase C delta translocation
著者 (5件):
資料名:
巻: 368  号: 1-2  ページ: 89-102  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: C0452B  ISSN: 0300-8177  CODEN: MCBIB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この研究の目的はラットの消耗運動誘導心筋障害に対する運動条件付け(EP)の初期心臓保護作用とEPにおける蛋白質キナーゼCデルタイソ型(PKCδ)の役割を調べることである。EPプロトコールとしてラットをトレッドミル上30m/minで10分間,4回,10分の休憩時間を挟んで走らせた。消耗運動はEP後0.5時間行った。EP前にPKC阻害剤ケレリトリン(CHE)を注射した。著者らの結果は,EPが消耗運動誘導心筋虚血/低酸素症,超微細構造損傷,高血清cTnI,NT-proBNPレベルを顕著に減らすことを示した。EP前のCHE注入はEPの保護を排除しなかった。消耗運動とEPの両方とも心筋細胞でPKCδとp-PKCδThr507蛋白質レベルの有意なを増加をもたらした。しかしながら,EP心筋細胞におけるp-PKCδThr507の免疫染色は主に介在板と核に局在し,一方,消耗運動誘導高レベルp-PKCδThr507は主に細胞質に分布していた。さらに,消耗運動での高いPKCδとp-PKCδThr507レベルは,EPによって有意にダウンレギュレーションされた。CHEはPKCδとp-PKCδThr507の発現を減弱させなかった。これらの結果は,PKCδの適正な活性化と転移が,消耗運動誘導心筋障害に対してEPが初期心臓保護を発揮する機構を表わすことを示す。Copyright 2012 Springer Science+Business Media, LLC. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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心臓  ,  生物学的機能  ,  スポーツ医学 
物質索引 (1件):
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