文献

J-GLOBAL ID：201202233613376781   整理番号：12A0345841

薬剤の化学的美しさの定量化

Quantifying the chemical beauty of drugs

著者 (5件)： BICKERTON G. Richard (Univ. Dundee, Dundee, GBR) ,  PAOLINI Gaia V. (Gaia Paolini Ltd, Canterbury, GBR) ,  BESNARD Jeremy (Univ. Dundee, Dundee, GBR) ,  MURESAN Sorel (AstraZeneca R&D Moelndal, Moelndal, SWE) ,  HOPKINS Andrew L. (Univ. Dundee, Dundee, GBR)
資料名： Nature Chemistry  (Nature Chemistry)
巻： 4  号： 2  ページ： 90-98  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： W2267A  ISSN： 1755-4330  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ”薬らしさ”は創薬の早期段階での化合物選択に重要であるが,絶対的な意味での薬らしさの評価は化合物の質の全てを反映するものではない。また,一般的な基準は,基準に適合する化合物が選別される際に,不適切な分子特性の化合物が入り込むことを可能としていると考えられる。本稿では”薬らしさの定量的評価(quantitative estimate of drug-likeness;QED)”と名付けた”望ましさ”の概念に基づく薬らしさの定量法を提示する。QEDの経験的合理化は,基盤となる分子論的特性の分布を反映するものである。QEDは直感的で透明度が高く,実践的状況での実装が容易で,化合物の相対的メリットにより化合物をランク付け可能である。多数の生物活性化合物の優先付けによる分子標的化での薬らしさの評価の問題にQEDを応用することで,その有用性がさらに拡張可能だった。本手法は医薬品化学での”美しさ”の意義も捕捉可能であるかもしれない。

シソーラス用語： 薬物 ,  評価 ,  定量分析 ,  *製品開発 ,  ターゲティング
準シソーラス用語： 定量的評価 ,  *創薬 ,  *薬らしさ ,  *QED ,  quantitative estimate of drug-likeness ,  分子標的

分類 (1件)： 薬物学一般  (GV01010J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 薬剤 ,  化学 ,  美しさ ,  定量化