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J-GLOBAL ID:201202233751894629   整理番号:12A0899861

ジメチルエーテルの層流と乱流噴流火炎のRaman/Rayleigh散乱およびCO-LIF測定

Raman/Rayleigh scattering and CO-LIF measurements in laminar and turbulent jet flames of dimethyl ether
著者 (4件):
資料名:
巻: 159  号:ページ: 2533-2562  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: C0104A  ISSN: 0010-2180  CODEN: CBFMAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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空気品質と気候変動に及ぼす化石燃料燃焼の影響を低減するために,ジメチルエーテル(DME)は,有望な代替ディーゼル燃料の候補である。汚染物質の生成を含む技術的な燃焼プロセスは,乱流-化学相互作用によって影響を受ける。従って,DMEを燃焼させる燃焼システムの計算燃焼モデルによる正確な予測は,複数のスカラとスカラ勾配を明らかにする必要があった。このようなモデルの試験では,詳細な実験を必要とした。本論文では,主要な化学種,H2,O2,N2,CO,CO2,H2O,C2H6Oのラインイイメージ化Raman/Rayleigh散乱,およびCOのレーザ誘起蛍光を用いて,乱流ジメチルエーテル火炎における化学種と温度の同時測定の実現可能性に関する研究を提示した。メタン-空気火炎を調べるために開発した測定システムとデータ評価方法を拡張してジメチルエーテル火炎に取り組んだ。電気的に加熱した流れと層流噴流火炎の測定に基づいて,ある範囲の温度に渡るジメチルエーテルからのRaman信号強度とスペクトル形状を示した。これらのデータを用いて,O2とCO2の濃度測定に対する不可欠なクロストーク補正項の決定を可能にするデータ評価のための反復法を開発した。反応領域の燃料リッチ側における主にC2ラジカルからの蛍光干渉の課題とそれらの相関を議論した。層流火炎計算を用いて,反応領域における中間種(CH4,CH2O,C2H4,C2H2,C2H6,CH3)の役割を調べた。特に,混合分率計算に対するそれらの影響および実験的に決定した混合分率に対するその関係を調べた。化学種固有のRaman-及びRayleigh散乱断面積に起因する濃度と温度プロファイルの偏差に及ぼす中間種の影響を明らかにした。最後に,ジメチルエーテルの乱流パイロット噴流火炎の測定からの化学種濃度と温度プロファイルを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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燃焼一般  ,  液体燃料工業 
物質索引 (1件):
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