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J-GLOBAL ID：201202233821433454   整理番号：12A0862465

塗布型成膜技術の今後の課題 ナノクリスタル表面有機配位子の役割と構造・機能のボトムアップ

著者 (1件)： 加藤一実 (産業技術総合研 先進製造プロセス研究部門)
資料名： 表面技術  (Journal of the Surface Finishing Society of Japan)
巻： 63  号： 6  ページ： 357-361  発行年： 2012年06月01日 
JST資料番号： G0441B  ISSN： 0915-1869  CODEN： HYGIEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ナノクリスタル(NC)の特異性を活かしボトムアップによってより大きな構造体に機能を付与する材料技術が注目されている。本稿では,複数のNCによってボトムアップする際に有機配位子を結合しそれらの相互作用を利用する技術について幾つかの事例を示した。それらは,酸化セリウム(CeO₂),チタン酸バリウム(BaTiO₃),チタン酸ストロンチウム(SrTiO₃)で,液液界面を利用したナノキューブの合成,二次元(あるいは三次元)配列構造の制御およびそれらの性質について示した。

シソーラス用語： *ナノ結晶 ,  *酸化セリウム ,  チタン酸バリウム ,  チタン酸ストロンチウム ,  配位子 ,  配列
準シソーラス用語： 有機配位子

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

引用文献 (29件)：

• 1) S. Yang, L. Gao ; J. Am. Chem. Soc., 128, (29), 9330 (2006).
• 2) J. Zhang, S. Ohara, M. Umetsu, T. Naka, Y. Hatakeyama, T. Adschiri ; Adv. Mater., 19, 203 (2007).
• 3) F. Dang, K. Kato, H. Imai, S. Wada, H. Haneda, M. Kuwabara ; Crys. Growth Des., 10, 4537 (2010).
• 4) F. Dang, K. Kato, H. Imai, S. Wada, H. Haneda, M. Kuwabara ; Cryst. Growth Des., 11, 4129 (2011).
• 5) T. Taniguchi, K. Katsunuma, S. Omata, K. Okada, N. Matsushita ; Cryst. Growth Des., 11, 3754 (2011).

タイトルに関連する用語 (5件)： 成膜 ,  ナノクリスタル ,  有機配位子 ,  役割 ,  ボトムアップ