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J-GLOBAL ID：201202233839713926   整理番号：12A1773581

化学修飾されたセルロースによる水溶液からの重金属の収着メカニズム

A mechanism of sorption of heavy metal ions from aqueous solutions by chemically modified cellulose

著者 (2件)： NIKIFOROVA T. E. (Ivanovo State Univ. of Chemistry and Technol., Ivanovo, Ivanov oblast, RUS) ,  KOZLOV V. A. (Ivanovo State Univ. of Chemistry and Technol., Ivanovo, Ivanov oblast, RUS)
資料名： Protection of Metals and Physical Chemistry of Surfaces  (Protection of Metals and Physical Chemistry of Surfaces)
巻： 48  号： 6  ページ： 620-626  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： W1019A  ISSN： 2070-2051  CODEN： PTNMAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Cu(II),Ni(II),Fe(II)イオンの綿セルロースへの収着特性に及ぼす化学修飾の効果を研究した。修飾はジアルデヒド形成,それに続くジアルドキシムセルロースさらにヒドロキサム酸基を有する吸着剤への転換を伴うセルロースの酸化によって行なわれる。セルロース修飾の最適条件を決定した。修飾した吸着剤の収着能力はもとのセルロースの約2倍程度高く,これによって平衡到達時間が減少する。修飾セルロースの化学吸着メカニズムは,吸着剤中の新規収着中心-ヒドロキサム酸基の存在に起因する。同時にα-ヒドロキシカルボキシル基も存在する。前者は後者とは対照的に,重金属イオンと吸着剤表面に着色キレート化合物を形成する。収着等温線はLangmuirモデルによってうまく説明される。限界収着能は吸着剤の酸基の総量に一致する。そのような吸着剤がカチオナイトの原因であり,修飾セルロースによって水溶液から金属イオンを収着するメカニズムを,-CHOHCOOHおよび-CONHOH官能基が存在するイオン交換として解釈できる。Copyright 2012 Pleiades Publishing, Ltd. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *吸着剤 ,  *セルロース ,  *化学修飾 ,  綿 ,  *重金属 ,  水溶液 ,  化学吸着 ,  吸着等温式 ,  ヒドロキシアミド
準シソーラス用語： ヒドロキシルアミド ,  ヒドロキサム酸 ,  Langmuir吸着等温式

分類 (1件)： 吸着剤  (YB03000W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 化学修飾 ,  セルロース ,  水溶液 ,  重金属 ,  収着 ,  メカニズム