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J-GLOBAL ID:201202233856312978   整理番号:12A0264256

非ウイルス性遺伝子デリバリーのためのナノサイズ・リン酸カルシウム(CaP)キャリア

Nano-sized calcium phosphate (CaP) carriers for non-viral gene deilvery
著者 (6件):
資料名:
巻: 177  号:ページ: 289-302  発行年: 2012年02月25日 
JST資料番号: T0553A  ISSN: 0921-5107  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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遺伝子治療は様々な遺伝性疾患と後天的疾患の治療に使えそうなので非常に関心を集めている。このため,多数の研究グループが,遺伝子送達技術の発展にとって重要なステップである,効率的な送達法とキャリアの開発に活発に取り組んできた。キャリアによる遺伝子の効率的送達には,様々な細胞外および細胞内障壁を克服する必要がある。これらの課題を解決して効率を高めることも重要であるが,その臨床への適用を保証するには安全な遺伝子送達剤の開発が一層重要である。したがって,遺伝子治療の発展を遅らせている,安全で効率的な方法の開発が主要な課題となってきた。これに関し,リン酸カルシウム(CaP)系ナノ粒子が非ウイルス性遺伝子送達剤の有力候補の一つとして考えられた。しかし,遺伝子治療の発展を限定している,そのトランスフェクション効率の変動と低さに悩まされてきた。CaP系ベクターの安定性と効率を高めることが主要な研究課題である。現在,Ca/P比,混合モード,リン酸カルシウム相のタイプなどの合成因子を制御することで,変動性と非効率性が改善できると考えられている。このレビューでは非ウイルス性遺伝子デリバリーのためのCaP系セラミックおよび高分子-セラミック複合系の開発における最近の研究成果の包括的分析を試みた。様々なCaP相とそれに対応するpDNA-CaP複合体の溶解特性の変化が遺伝子のトランスフェクション効率に及ぼす効果を評価するため,ヒドロキシアパタイト(HAやナノCaP),非晶質リン酸カルシウム(ACP)およびブラッシャイト相のトランスフェクション効率の測定結果の比較も行った。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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治療学一般 
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