文献
J-GLOBAL ID:201202233858112852   整理番号:12A0747369

LH急上昇のトリガーの神経ステロイド

Neurosteroids, trigger of the LH surge
著者 (3件):
資料名:
巻: 131  号: 1-2  ページ: 57-65  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: C0595A  ISSN: 0960-0760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
視床下部星状細胞は中枢神経系仲介エストロゲン正フィーダバックメカニズムの必須構成分であることが示されている。卵巣エストラジオールは星状細胞でのプロゲステロン合成を促進する遊離細胞質カルシウム濃度([Ca2+]i)を急速に上昇するとの「アストロクリン仮説」が示されている。卵巣のエストロゲン上昇と共に視床下部の神経プロゲステロンは,脳下垂体黄体形成ホルモン(LH)急上昇を誘導する性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)の急速放出を可能にした。狭い範囲のエストラジオール刺激プロゲステロン生産はエストロゲン負フィードバックからエストロゲン正フィードバックへの移行を調節する「off on off」メカニズムを支持した。急速[Ca2+]i応答及びプロゲステロン合成は非ゲノム膜開始シグナル伝達メカニズムを支持した。視床下部星状細胞において,膜結合エストロゲン受容体(mER)は代謝調節型グルタミン酸受容体1のトランス活性化を通してシグナル伝達し,星状細胞機能は周辺のグルタミン酸作動性神経終末により影響を受けた。mERβ,STX活性化mER-Gαq及びG蛋白質共役受容体30のような他の推定mERは存在し,膜仲介シグナル伝達に関与したが,生殖でのこれらの影響は不明である。アストロクリン仮説はエストロゲン正フィードバックの既知性的二型と一致した。げっ歯類において,成熟期後の雌はこの正フィードバックを示した。雌から培養した視床下部星状細胞はプロゲステロン合成の増進によりエストラジオールに応答した。エストロゲンは雌星状細胞の細胞膜のmERαレベルの調節により自身のシグナル伝達を自己調節した。雄星状細胞において,mERαのエストラジオール誘導増加は減衰し,膜開始エストラジオールシグナル伝達は減衰した。視床下部星状細胞を用いた性分化の研究により,発生期精巣はエストロゲン正フィードバックを欠失し,プロゲステロン合成の性分化は発生初期に性ステロイド環境により駆動されることを強く示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
性ホルモン  ,  中枢神経系 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る