抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ダイセル方式は,「人」に注目する,全体最適にこだわる,結果系からアプローチする点に注目し,すべての取り組みを個別に実行するのではなく,事業視点と全工場視点を通して実践する過程で,人の行動が「カワル」ことを目指している。ダイセル方式は4つの段階でステップアップしていき,1つでも省くと真の成果が得られないとして,各段階の特徴を説明している。第0段階で「必要性の確認として,定常作業負荷,非定常作業負荷,仕事の仕方,コスト構造,の4つの切り口での問題認識,第2段階で,「基盤整備・安定化」として,第0段階で明らかになったものづくりの現場におけるムダ・ロスを徹底的排除する取り組みであり,第2段階で,「標準化」として,定常運転時の作業者の意思決定を標準化する方法としての総合オペラビリティ手法で,数百万通りのオペレーションのケーススタディを顕在化している。第3段階で,「システム化」として,知的生産システム構築について説明している。