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J-GLOBAL ID：201202233923702220   整理番号：12A0215444

大西洋バンドウイルカ(Tursiops truncatus)周囲のバイオソナー場

The biosonar field around an Atlantic bottlenose dolphin (Tursiops truncatus)

著者 (4件)： AU Whitlow W. L. (Marine Mammal Res. Program, Hawaii Inst. of Marine Biology, P. O. Box 1106, Kailua, Hawaii 96734) ,  BRANSTETTER Brian (National Marine Mammal Foundation, 2240 Shelter Island Drive, #200, San Diego, California 92106) ,  MOORE Patrick W. (National Marine Mammal Foundation, 2240 Shelter Island Drive, #200, San Diego, California 92106) ,  FINNERAN James J. (US Navy Marine Mammal Program, SSC Pacific Code 71510 53560 Hull Street, San Diego, California 92152)
資料名： Journal of the Acoustical Society of America  (Journal of the Acoustical Society of America)
巻： 131  号： 1  ページ： 569  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： C0249A  ISSN： 0001-4966  CODEN： JASMAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 指定された海域でのイルカ分布の測定に遠隔自律型受動音響レコーダ(PAR)を用いることが一般的になり,幾つかの研究では反響定位クリック音を用いてイルカに関する情報を収集し,その種類を識別している。しかし,このような全てのケースではPARによる記録は軸はずれのクリック音である可能性が高く時にはイルカの後方からの記録の場合もあったと想定される。そのため今でもクリック音のビームパターンやイルカに対する方位角が異なる場合のクリック音波形およびスペクトルは充分把握されていない。本研究では水平面内における16の等角度間隔にて8ハイドロフォンアレイを順次用いて反響定位中のイルカの完全なビームパターンを測定した。8チャネルデータはサンプリングレート500kHzにて同時にデジタル化した。その結果,得られたイルカの垂直および水平両面内におけるビームパターンから音圧レベルは方位角とともに連続的に低下し,ビーム軸での測定値に対して-50dBに達することがわかった。クリック音信号は水平面内の±45度より大きい角度で2つの成分への分岐が始まり中心周波数成分は0度における最大値から非一様的状態で消失した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *イルカ ,  大西洋 ,  記録装置 ,  *反響定位 ,  音圧レベル ,  ハイドロホン ,  水中音響
準シソーラス用語： Tursiops truncatus ,  *クリック音 ,  *バイオソナー ,  *バンドウイルカ

分類 (1件)： 聴覚・音声モデル  (EL02070Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 大西洋 ,  バンドウイルカ ,  Tursiops ,  ソナー