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J-GLOBAL ID：201202233948131139   整理番号：12A0559056

大型ビス-ホスホニウムカチオンと結合した立体構造柔軟p-スルホン化カリックス[5]アレン

Conformationally Flexible p-Sulfonated Calix[5]arene Binding with Large Bis-Phosphonium Cations

著者 (4件)： LING Irene (Univ. Malaya, Kuala Lumpur, MYS) ,  ALIAS Yatimah (Univ. Malaya, Kuala Lumpur, MYS) ,  SKELTON Brian W. (Univ. Western Australia, Western Australia, AUS) ,  RASTON Colin L. (Univ. Western Australia, Western Australia, AUS)
資料名： Crystal Growth & Design  (Crystal Growth & Design)
巻： 12  号： 3  ページ： 1564-1570  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： W1323A  ISSN： 1528-7483  CODEN： CGDEFU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大型ビス-ホスホニウムカチオンとp-スルホン化カリックス[5]アレンによるGd(III)錯体を合成し,それらの結晶構造を研究した。その結果,この化合物はビス-ホスホニウムカチオンを包み込んでいるカッリクスアレンを串刺しにした分子カプセルの配列になっていて,他のビス-ホスホニウムカチオンの2層配列中に埋めこまれていることがわかった。この錯体形成はカリックスアレンの非常に対称的な円錐構造からずれている構造と関係があり,構造の柔軟性や大きなカチオンの優先的結合によって自己集合過程も限定されるのでp-スルホン化カリックス[5]アレンによる複雑な錯体の設計構築に有効である。さらに大きなp-スルホン化カリックス[6と8]アレンを用いると,2層間のホスホニウムカチオンとの相互作用を最適化できるので薬物分子のような大きな有機カチオンを2層中に埋めこむことも可能になるであろう。

シソーラス用語： *ガドリニウム錯体 ,  *スルホン酸 ,  *ホスホニウム ,  *芳香族化合物 ,  アクア錯体 ,  化学合成 ,  イオン液体 ,  ハロゲン化物 ,  単結晶 ,  X線回折 ,  *結晶構造 ,  三斜晶系 ,  格子定数 ,  *配位結合 ,  イオン結合 ,  水素結合 ,  *カリックスアレーン
準シソーラス用語： *カリキサレン

分類 (2件)： 第3族元素の錯体  (CE01060J) ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X)

物質索引 (4件)： 1-オクチル-3-メチルイミダゾリウム ,  1-ヘキシル-3-メチルイミダゾリウム ,  31,32,33,34,35-ペンタヒドロキシヘキサシクロ[25.3.1.1^3,7.1^9,13.1^15,19.1^21,25]ペンタトリアコンタ-1(31),3,5,7(35),9,11,13(34),15,17,19(33),21,23,25(32),27,29-ペンタデカエン-5,11,17,23,29-ペンタスルホン酸 ,  p-キシリレンビス(トリフェニルホスホニウム)

タイトルに関連する用語 (5件)： 大型 ,  ビス ,  立体構造 ,  スルホン化 ,  アレン