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J-GLOBAL ID：201202233979863901   整理番号：12A0328457

TFIIHはRNAポリメラーゼIの伸長因子である

TFIIH is an elongation factor of RNA polymerase I

著者 (6件)： ASSFALG Robin (Univ. Ulm, Ulm, DEU) ,  LEBEDEV Anton (Univ. Ulm, Ulm, DEU) ,  GONZALEZ Omar Garcia (Univ. Ulm, Ulm, DEU) ,  SCHELLING Adrian (Univ. Ulm, Ulm, DEU) ,  KOCH Sylvia (Univ. Ulm, Ulm, DEU) ,  IBEN Sebastian (Univ. Ulm, Ulm, DEU)
資料名： Nucleic Acids Research  (Nucleic Acids Research)
巻： 40  号： 2  ページ： 650-659  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0242C  ISSN： 0305-1048  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： TFIIHは当初RNAポリメラーゼII(PolII)の一般的転写因子と考えられていたが,RNAポリメラーゼI(PolI)による転写に必須であることが見出された。本研究の目的は,PolIの転写サイクルのどの段階でTFIIHがPolI転写に関与するかを明らかにすることにある。本研究ではTFIIHがリボソームDNA(rDNA)プロモーターと遺伝子内部配列に結合し,転写開始後はPolIと複合体を形成してプロモーターを離れることを示した。コケーン症候群で見出されたTFIIHのヘリカーゼサブユニットの変異がTFIIHのrDNAとの相互作用に障害をもたらすものの,転写開始複合体形成やPolIのプロモーターエスケープに影響せず,転写伸長の減衰によるPolI転写の減衰をもたらすことを見出した。TFIIHはPolIの転写伸長因子でもあることを示した。

シソーラス用語： *DNA結合タンパク質 ,  *転写因子 ,  *RNAポリメラーゼI ,  DNA【核酸】 ,  遺伝病 ,  奇形 ,  神経系疾患 ,  低身長症 ,  タンパク質核酸複合体 ,  プロモーター領域 ,  酵素 ,  HEK293細胞 ,  HeLa細胞
準シソーラス用語： Cockayne症候群 ,  rDNA ,  *TFIIH ,  リボソームDNA ,  *転写伸長因子 ,  プロモーター ,  ヘリカーゼ

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (3件)： TFIIH ,  RNAポリメラーゼI ,  因子