文献
J-GLOBAL ID:201202233984416395   整理番号:12A1565050

2011年の震災津波による二次災害で発生した岩手県大槌町の山林火災の現状

A forest fire in and near Otsuchi City, Iwate Prefecture, following the 2011 earthquake and tsunami disaster in Japan
著者 (1件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 145-153  発行年: 2012年08月31日 
JST資料番号: L0381A  ISSN: 0286-6021  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
標記震災により,岩手県大槌町では大津波に続いて二次災害としての市街地および山林火災が発生した。当調査では,大槌町で発生した二次災害の山林火災に着目し,森林植生を主眼にして火災現場の現状を明らかにすることを目的とした。その調査結果から,植生からみた震災火災の山林では,スギ林>マツ林>二次林の順で火災発生率が高いことが示唆された。特にスギ林においては,枝打ちが行われていない植林地帯で樹冠火が多く発生していたことから,今後の山林防火として注意が必要であると思われる。今後,震災や津波が起き山林等に避難する場合は,スギ・マツなどの植林を避け,広葉樹の二次林に避難することがより安全であると言える。また,津波が及ぶ地域の植林については,スギ・マツなどの針葉樹は避け,塩害で枯死しにくい広葉樹を植林することが望ましいことが,大槌町の津波跡の現状から示唆された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
自然災害 

前のページに戻る