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J-GLOBAL ID：201202234006720453   整理番号：12A1030249

バイアス流を持つ多孔ライナの音波減衰の時間領域特性化

Time-domain characterization of the acoustic damping of a perforated liner with bias flow

著者 (2件)： ZHONG Zhiyuan (Aerospace Engineering Div., Coll. of Engineering, Nanyang Technological Univ., Singapore 639798, 50 Nanyang Avenue, SGP) ,  ZHAO Dan (Aerospace Engineering Div., Coll. of Engineering, Nanyang Technological Univ., Singapore 639798, 50 Nanyang Avenue, SGP)
資料名： Journal of the Acoustical Society of America  (Journal of the Acoustical Society of America)
巻： 132  号： 1  ページ： 271-281  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： C0249A  ISSN： 0001-4966  CODEN： JASMAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 燃焼の不安定性は非定常の熱発生と音波の相互作用によって誘起される。燃焼不安定性を抑制するため,代表的には低Mach数のバイアス流(多孔板の孔を通る冷却流)が通流するライナを燃焼器の境界壁に取付けている。これらのライナは多孔開口の端部で渦位を生成して音波を散逸する。バイアス流を持つ多孔ライナによる平面波の吸収を検討するため,円筒状のライナ付ダクトの時間領域数値モデルを開発した。ライナの減衰メカニズムは時間領域”コンプライアンス”を使って特性化した。このような時間領域コンプライアンスの開発は,簡素化あるいは非簡素化Rayleigh伝導度を基にした。ライナ付ダクトシステムの2つの構成について,1D音波モデルとコンプライアンスモデルを組合せて数値シミュレーションを行なった。次に本モデルによる結果と,従来の研究による実験と周波数領域モデルによる結果[EldredgeおよびDowling,J.Fluid Mech.485,307~335(2003)]との間で比較を行なった。よい一致を確認した。このことは,現モデルを使ってライン付ダクト内の音響平面波の伝搬と放散を実時間でシミュレーションできることを確認するものである。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *音波減衰 ,  *ガスタービン ,  燃焼器 ,  燃焼 ,  不安定性 ,  ライナ ,  流体流 ,  音波伝搬 ,  散逸 ,  数値解析 ,  モデリング ,  キャラクタリゼーション
準シソーラス用語： バイアス流 ,  ライナ付ダクト ,  時間領域 ,  多孔ライナ

分類 (2件)： 音波伝搬  (BB03030G) ,  ガスタービン  (PB02040Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： バイアス ,  多孔 ,  ライナ ,  音波減衰 ,  時間領域 ,  特性化