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J-GLOBAL ID:201202234027898775   整理番号:12A0188508

フィルダムの堤体挙動観測へのGPS変位計測システムおよび振動弦型間隙水圧計の適用

APPLICATION OF GPS DISPLACEMENT MONITORING SYSTEM AND VIBRATION WIRE PIEZOMETERS INTO MONITORING DEFORMATION AND SEEPAGE BEHAVIOR OF AN EARTH-FILLED DAM
著者 (5件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 1-12 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: U0254A  ISSN: 2185-6591  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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均一型アースフィルダム(真締川ダム,堤高21.9m)の堤体変位および間隙水圧を,GPS変位計測システムおよび振動弦型間隙水圧計を用いて計測した.堤高が21m余りと低く貯水位の変化も小さいことから,湛水開始からの堤体変位量は最大でも10mmに満たない.しかしながら,GPS変位計測システムは,貯水位の昇降やコアの圧縮に対応した堤体のわずかな変位を滑らかに捉えることができることが示された.また,振動弦型間隙水圧計は,基礎内部とコア内部に計19基設置したが,埋設後4年半余り経った現在においても破損はなく,信号異常も見られず,定量的にも貯水位とその変化に整合した計測値を示している.以上より,フィルダム計測におけるGPS変位計測システムの有効性と振動弦型間隙水圧計の長期計測信頼性が明らかとなった.(著者抄録)
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引用文献 (15件):
  • 1) (財)国土開発技術研究センター編:改定 解説・河川管理施設等構造令,pp. 95-97,山海堂,2000.
  • 2) 近藤仁志,Cannon, M. E., 清水則一,中川浩二:GPSによる地盤変位モニタリングシステムの開発,土木学会論文集,No. 546/VI-32,pp. 157-168,1996.
  • 3) 松田浩朗,足立寛,西村好恵,清水則一:GPSによる斜面変位計測結果の平滑化処理法と変位計測予測手法の実用性の検証,土木学会論文集,No. 715/III-60,pp. 333-343,2002.
  • 4) Masunari, T., Tanaka, K., Okubo, N., Oikawa, H., Takechi, K., Iwasaki, T. and Shimizu, N. : GPS continuous displacement monitoring system, Proceedings of International Symposium on Field Measurements in Geomechanics, FMGM03, pp. 537-543, 2003.
  • 5) 岩崎智治,武智国加,武石朗,清水則一,道路斜面の維持管理を目的とした計測評価システムの開発,土と基礎,Vol. 50,No. 6,pp. 25-27,2002.
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