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J-GLOBAL ID:201202234107738965   整理番号:12A0340419

ラット冠状動脈結紮モデルにおける心筋梗塞に続く心臓組織のMALDI質量分析イメージング

MALDI Mass Spectrometric Imaging of Cardiac Tissue Following Myocardial Infarction in a Rat Coronary Artery Ligation Model
著者 (6件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 1117-1125  発行年: 2012年01月17日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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冠性心疾患患者における多くの死は冠状動脈のアテローム閉塞によって生じる急性心筋梗塞による。現在,心筋梗塞に続く心筋壊死の検出に血液中の蛋白質マーカー,クレアチンキナーゼ及びトロポニンが用いられているが,臨床診断には別のバイオマーカーの検出も必要とされる。本研究では急性心筋梗塞モデルラット研究に質量分析イメージング及び多変量データ解析を適用し,多重化合物クラスを分析するため,24hの左前冠状動脈結紮後の心臓組織について質量分析イメージングを実施した。初めに,梗塞心筋領域を識別するために小代謝産物,クレアチンの空間分布を用い,次いで,急性心筋梗塞のリン脂質マーカーを識別するために多変量データ解析とタンデム質量分析を用いた。多くのリゾリン脂質が梗塞領域のイオン信号を増加させ,一方,無傷リン脂質が梗塞領域のイオン信号を減少させたが,これらふたつの脂質クラスの相補的性質によって,冠性心疾患及び炎症に関係する酵素,ホスホリパーゼA2の活性増加が示唆された。この研究でのリン脂質調査結果は,ホスホリパーゼA2活性が左前冠状動脈結紮に続く梗塞心筋において増加することを示すものであった。
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分類 (3件):
分類
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循環系の診断  ,  質量分析  ,  図形・画像処理一般 
物質索引 (1件):
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