文献
J-GLOBAL ID:201202234120203787   整理番号:12A0835251

源流近くに位置する小さな地域社会の下流の疎水性有機汚染物質の濃度と内分泌攪乱ポテンシャルの変化

Changes in concentrations of hydrophilic organic contaminants and of endocrine-disrupting potential downstream of small communities located adjacent to headwaters
著者 (11件):
資料名:
巻: 45  ページ: 22-31  発行年: 2012年09月15日 
JST資料番号: A0646B  ISSN: 0160-4120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
極性有機汚染物質の内分泌攪乱ポテンシャルと濃度を,チェコ共和国の比較的未汚染地域を流れる7つの源流で測定した。廃水処理施設(WWTP)排水を有する町は,この地域の人為的汚染の初めて知られた発生源であった。河川水を,WWTP排出の数キロメータ上流(US)と数十メータ下流(DS)で,農薬と医薬品極性有機物統合サンプラ(POCIS-Pest,POCIS-Pharm)を用いて採取した。パッシブサンプラの抽出物を,1組のin vitroバイオアッセイを用いて試験して,非特異的細胞毒性,内分泌攪乱(ED)ポテンシャルとダイオキシン類毒性を総合的に測定した。また,抽出物を極性有機物の定量に用いた。POCISの大部分の抽出物で生じた細胞毒性はほとんどなかった。エストロゲン性を,USの場所をバックグランドと考えても試料のすべてのタイプで検出した。USの場所で,エストロゲン当量(EEq)の濃度は,検出限界(LOD)未満から0.5ngEEq/POCISの範囲であった。EEqsの下流濃度は,LOD未満から4.8ngEEq/POCISの範囲であった。すべてのDS場所からのPOCID抽出物中のEEqの濃度は,US場所のものより1から14倍大きかった。POCIS-PestとPOCIS-Pharmの抽出物で測定したEEq濃度はよく一致した。抗エストロゲン的又は抗/アンドロゲン的活性は検出しなかった。2,3,7,8-TCDD当量(TEqbio)の濃度を,両タイプのPOCISで検出し,濃度範囲はLOD未満から0.39ngTEqbio/POCISの範囲であった。POCIS-Pharmのほぼすべての抽出物は,POCIS-Pestの抽出物より高い濃度のTEqbioを含んでいた。POCISの抽出物中の農薬と医薬品濃度は,すべての試料採取地点で一般的に少なかったが,いくつかの医薬品はDS場所の両タイプのPOCISで著しく大きかった。バイオアッセイの結果と共に化学分析は,源流へのWWTPsを有する小さな町の影響を立証した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
河川汚濁  ,  その他の汚染原因物質  ,  下水・廃水処理施設 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る