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J-GLOBAL ID:201202234156295939   整理番号:12A0157246

室温におけるLISICONベースセンサによるNO2とCO2の検出特性

NO2 and CO2 Sensing Properties of LISICON-Based Sensor Operative at Room Temperature
著者 (4件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 43-56  発行年: 2012年 
JST資料番号: L0338A  ISSN: 0914-4935  CODEN: SENMER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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4つのタイプのセンサを,Au,酸化インジウムスズ(ITO),補助相(硝酸塩または炭酸塩)などの検出材料と,固体電解質(LISICONまたはNASICON)ディスクを組合せて作成した。それらのNO2とCO2の検出特性を,温度範囲30~100°C,相対湿度30%(RH)で調べた。NO2センサをNO22~7ppm,30°Cで用いた時,ITO-NaNO2を付けたLISICONセンサが,NO2に対し最高感度を有し,起電力(EMF)変化は41.4mVであった。30°C,RH30%未満では,ITO-NaNO2を付けたLISICONセンサのEMF値は,NO2濃度の対数に比例した。また,CO2センサを30°C,CO2250~2,500ppmの範囲で用いた時,ITO-Li2CO3-BaCO3を付けたLISICONセンサが,CO2に対して最高感度を有し,EMF変化は20.0mVであった。30°C,RH30%未満では,ITO-Li2CO3-BaCO3を付けたLISICONセンサのEMF値は,CO2濃度の対数で直線関係であった。次に,ガス選択性を調べるために,ITO-NaNO2を付けたセンサのNO2選択性,ITO-Li2CO3-BaCO3を付けたセンサのCO2選択性を,30°C,RH30%未満で評価した。その結果,ITO-NaNO2を付けたLISICONとNASICONセンサは,CO2濃度変化によって変動することがわかった。一方は,ITO-Li2CO3-BaCO3を付けたNASICONセンサは,NO2濃度変化で影響を受けたが,ITO-Li2CO3-BaCO3を付けたLISICONセンサは,高いCO2選択性を示した。熱力学的計算から,CO2下でのNASICONとNaNO2の化学的不安定性が,ITO-NaNO2を付けたセンサのNO2ガス選択性を低下させ,NO2下におけるNASICONの不安定性が,ITO-Li2CO3-BaCO3を付けたセンサのCO2ガス選択性を低下させたと考えられた。(翻訳著者抄録)
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