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J-GLOBAL ID:201202234186619933   整理番号:12A0930453

NOの蛋白質立体配座制御再結合挙動と室温でのミオグロビンとヘモグロビン中のその結合トラジェクトリー

Protein Conformation-Controlled Rebinding Barrier of NO and Its Binding Trajectories in Myoglobin and Hemoglobin at Room Temperature
著者 (2件):
資料名:
巻: 116  号: 20  ページ: 5819-5830  発行年: 2012年05月24日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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溶媒粘度がNOのミオグロビン(Mb)とヘモグロビン(Hb)への再結合へ及ぼす効果を調べた。283Kの種々の粘性溶液(脱酸素化重水と種々の濃度のグリセロール/重水)中550nm励起波長を用いるMbNOとHbNOからNO光結さつ後のfs時間分解振動分光法によって特性化した。NOの両MbとHbへの再結合速度論は非指数関数的であるが,溶媒粘度のそれらの依存性は異なっている。MbへのNO再結合速度は溶液粘度を増すと共に増加し,グリセロール/水混合液体中のグリセロール含有量を増すことによって達成できた。対照的に,HbへNO再結合速度は溶液粘度に依存しないが,Mb中で観測した最高のNO再結合速度よりも高速であった。また,アミドバンドの進展を調べることによって結さつ後の蛋白質の立体配座緩和動力学も測定した。溶液粘度が両MbとHbの立体配座緩和速度論に及ぼす効果も極めて異なる。Mbの立体配座緩和は溶液粘度を増すと共に緩速になる。一方,Hbの立体配座緩和は溶液粘度に無関係であるが,Mbの最緩速度論よりも緩速である。蛋白質の立体配座がNO解離後結さつ構造に向かって緩和するので立体配座緩和とNO再結合における逆相関はNO再結合障壁が増加することを示唆した。解離したNOの三状態間の再結合と指数関数的転位に対する時間依存障壁を組入れた動力学モデルによって両蛋白質へのNO再結合速度論を良く記述できた。
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