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J-GLOBAL ID：201202234247483266   整理番号：12A1382848

超疎水性ナノファイバーメンブレン:粉粒体被覆が疎水性及び表面特性に及ぼす効果

Superhydrophobic nanofibre membranes: effects of particulate coating on hydrophobicity and surface properties

著者 (4件)： FANG Jian (Deakin Univ., Geelong, AUS) ,  WANG Hongxia (Deakin Univ., Geelong, AUS) ,  WANG Xungai (Deakin Univ., Geelong, AUS) ,  LIN Tong (Deakin Univ., Geelong, AUS)
資料名： Journal of the Textile Institute  (Journal of the Textile Institute)
巻： 103  号： 9  ページ： 937-944  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： W0939B  ISSN： 0040-5000  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： これまでの主な関心事は,空孔サイズと表面積を減少させることができるナノファイバー表面上へのナノ粒子の凝集に関してであったが,これを立証する報告はなかった。本報告では,超疎水性のエレクトロスピニングしたポリアクリロニトリルナノファイバーメンブレンを,シリカナノ粒子及びフッ化アルキルシランで表面被覆することにより簡単に調整した。被覆メンブレンは走査型電子顕微鏡,水接触角(WCA),熱重量分析,BET法,FTIR,X線光電子ス分光及び原子間力顕微鏡で特徴づけた。ナノファイバーメンブレン上へのナノ粒子の担持は,被覆液中の粒子濃度により制御され,超疎水性表面の形成に重要な役割を果たすことが分かった。粒子の担持を増加させると,表面粗さとWCAは高くなった。ナノ粒子の被覆は,ナノファイバーメンブレンの多孔性に殆ど影響しなかった。しかしながら,粒子を過剰に担持させると,ナノファイバーメンブレンの比表面積に影響した。

シソーラス用語： *疎水性 ,  *ナノファイバ ,  *膜 ,  *粉粒体 ,  *被覆 ,  *表面性状 ,  *空孔欠陥 ,  *表面積 ,  *ナノ粒子 ,  *エレクトロスピニング ,  *ポリアクリロニトリル ,  *二酸化ケイ素
準シソーラス用語： *シリカ ,  *メンブレン ,  *表面特性

分類 (3件)： その他の紡糸・製糸  (YM03050G) ,  仕上げ  (YM06030F) ,  繊維改質  (YM02050Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： 疎水性 ,  粉粒体 ,  表面特性