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J-GLOBAL ID：201202234261648774   整理番号：12A0712211

内在塩化物による超高強度コンクリートの鉄筋腐食抵抗性に関する研究

REBAR CORROSION RESISTANCE OF ULTRA HIGH-STRENGTH CONCRETE BY EXISTING CHLORIDES

著者 (4件)： 石中正人 (三菱マテリアル セメント研) ,  木村祥平 (三菱マテリアル セメント研) ,  中山英明 (三菱マテリアル セメント研) ,  鳴瀬浩康 (三菱マテリアル セメント研)
資料名： セメント・コンクリート論文集  (Cement Science and Concrete Technology)
号： 65  ページ： 435-441  発行年： 2012年02月25日 
JST資料番号： F0276A  ISSN： 0916-3182  CODEN： SKROER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 超高層建築物に使用される超高強度コンクリートでは,低水セメント比で構造体の強度発現性を確保するため,シリカフュームの混和が,不可欠である。一般的に,コンクリートの鉄筋腐食抵抗性は,高強度になるほど向上することが知られているが,既往の研究で超高強度コンクリートの鉄筋腐食抵抗性を検討した例は,ほとんどない。本研究では,シリカフューム混合セメントを用いた超高強度コンクリートの鉄筋腐食抵抗性を明らかにすることを目的として,金属シリカフューム混合セメントを用いた超高強度コンクリートの鉄筋腐食抵抗性の促進試験を行った。その結果,超高強度コンクリートでは,10.0kg/m³の塩化物が含まれている場合でも,高い鉄筋腐食抵抗性を有していることが分かった。

シソーラス用語： *超高強度コンクリート ,  *腐食 ,  *耐性 ,  *塩化物 ,  *内面 ,  混合セメント ,  シリカヒューム ,  超高層建築 ,  水セメント比 ,  減少 ,  加速試験 ,  細孔構造 ,  固定 ,  *金属腐食
準シソーラス用語： シリカフューム混合セメント ,  固定塩化物 ,  促進腐食試験 ,  低水セメント比 ,  *鉄筋腐食 ,  *内在塩化物

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  腐食  (WB03030B)

引用文献 (9件)：

• 1)(社)日本建築学会:高強度コンクリート施工指針(案)・同解説(2005)
• 2)田中良樹ほか:高強度コンクリートの塩分浸透抵抗性、コンクリート工学年次論文集、Vol.23、No.2、pp.517-522(2001)
• 3)石田健太ほか:鉄筋腐食発生限界塩化物イオン量の定量評価に関する実験的検討、コンクリート工学年次論文集、Vol.29、No.1、pp.1065-1070(2007)
• 4)JIS A 5308:2009「レディーミクストコンクリート」
• 5)岸谷孝一ほか:塩害(II)、p.116、技報堂出版(1991)

タイトルに関連する用語 (5件)： 塩化物 ,  超高強度コンクリート ,  鉄筋 ,  腐食抵抗性 ,  研究