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J-GLOBAL ID：201202234270006696   整理番号：12A1718111

火星 生命探査への期待 惑星地質学からみた「キュリオシティ」探査 -火星研究の新たな展開

著者 (2件)： 後藤和久 (東北大 災害科学国際研) ,  小松吾郎 (ダヌンツィオ大 国際惑星科学研究大学院)
資料名： 科学  (Science Journal Kagaku)
巻： 82  号： 12  ページ： 1316-1322  発行年： 2012年12月01日 
JST資料番号： F0094A  ISSN： 0022-7625  CODEN： KAGTA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 火星探査車キュリオシティの着陸地点(ゲール・クレータ)がどのように選定されたのか,どのような探査が実際に行われようとしているのかを,新たな研究分野である惑星地質学の視点から解説し,今後期待される成果について展望する。アメリカ航空宇宙局(NASA)による一連の火星探査の大目的は「火星に生命が存在したのか」を明らかにすることであり,これまでに火星には液体の水が存在した可能性が高いことが明らかにされてきた。キュリオシティによる探査は,火星に水が存在したことを前提として,粘土鉱物が堆積している地層中で生命の痕跡が見られるのか,なぜ火星の環境がこの時期を境に劇的に変化したのか,という2つの問いに対する答えを探ろうとしている。

シソーラス用語： *火星 ,  *惑星探査 ,  生命 ,  惑星地質学
準シソーラス用語： *キュリオシティ【火星探査車】 ,  ゲール・クレータ ,  生命探査

分類 (1件)： 惑星  (DB04020E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 火星 ,  生命 ,  探査 ,  期待 ,  惑星地質学 ,  研究 ,  展開