抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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海面水温と海面熱フラックスの各周期ごとの位相差について,AMSR-Eによるマイクロ波観測海面水温とNOAAが昨年リリースした最新版の大気再解析データMERRAを用いて熱帯外北太平洋を対象に調査した。年周期および100日以下の短周期では,海面水温は海面熱フラックスに受動的に応答して変化する位相差を示すのに対して,100から200日周期帯では受動的な応答以外の位相差が主に西北太平洋の冬を中心に現れた。海面水温変動の空間スケールを求めると,100日以下の短周期では300kmを超える一方,100-200日周期では100km前後が受動的な応答以外の位相差が現れる海域で見られた。(著者抄録)