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J-GLOBAL ID:201202234277680651   整理番号:12A1099843

蛍光検出を伴うキャピラリー電気泳動による,ヒト血漿中亜硝酸塩定量のための,高速で高感度な方法

A fast and sensitive method for the determination of nitrite in human plasma by capillary electrophoresis with fluorescence detection
著者 (3件):
資料名:
巻: 97  ページ: 142-144  発行年: 2012年08月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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in vivoにおける一酸化窒素(NO)産生の指標である亜硝酸の分析は,in vivoでのNO合成を研究するための有益なツールであることを立証した。ヒト血漿中の亜硝酸定量のために,2,3-ジアミノナフタレン(DAN)による誘導化による,高速で高感度な蛍光CE法を開発した。ヒト血漿中の亜硝酸は,酸性条件下で簡単にDANと反応し,高い蛍光性を持つ2,3-ナフトトリアゾール(NAT)を生成する。蛍光検出を最適化し,サンプルスタッキングに使用するほとんどのCE-UV法とは異なる,血漿サンプルの直接分析を可能にするサブナノモル検出を達成することができた。アセトニトリルをタンパク質除去のために用いた。ショートエンド注入と高圧(-30kV)を,分析時間短縮のために使用した。pH9.23の20mMホウ酸緩衝液により良好な分離を得た。NATの分離は1.4mL以内に得ることができた。タンパク質除去した血漿サンプルを,動圧的に-50mbarにおいて5sで,60cm×内径75μmのコートしていない溶融シリカキャピラリーに注入した。励起波長を,ブロードバンドフィルター(240ー400nm)を見て選択し,発光強度をカットオフフィルター使用により418nmで測定した。良好な直線性(R2=0.9975)を,2から500nMの範囲内で得た。亜硝酸の検出限界は,元の血漿サンプル内で0.6nMで,これは既知のCE-UV法に比べて750倍も低かった。開発した蛍光CE法は,汎用の蛍光HPLC法に比べて簡素なシステムと,低コストを示し,感度を失うことなく改良することができた。ヒト血漿中で,この方法により検出した平均亜硝酸濃度は,最も頻繁に報告がある値と整合がとれていた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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無機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  血液検査 
物質索引 (1件):
物質索引
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