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J-GLOBAL ID:201202234306332285   整理番号:12A0676267

重金属により汚染された流域の浄化:付着性生物膜の2年間の現場生物モニタリング

Remediation of a watershed contaminated by heavy metals: A 2-year field biomonitoring of periphytic biofilms
著者 (6件):
資料名:
巻: 425  ページ: 242-253  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,Riou-Mort流域(フランス南西部)において2007年以来浄化プロセスを受けている工業汚染用地に焦点を合わせた。目的は付着性生物膜に対する浄化の最初の影響を評価することであり,2年間の生物モニタリングの間実施した。12コロニー形成サイクルに対する汚染勾配に沿った様々な場所で24時間浸漬したスライドグラス上に付着性生物膜を収集した。生物膜中の金属汚染(CdおよびZn)を分析し,奇形学的定量化を統合して珪藻群落の発生を評価した。工業用地で開始された浄化活動にもかかわらず,本研究は生物膜中に加えて,水中の金属汚染物質の残留性を明らかにした。加えて,本データは,浄化プロセスが珪藻群落シフトの増加と共に,河川の金属汚染における増加によって最初に特徴付けられることを示した。金属汚染生物膜は種の多様性を減らすことを示し,Eolimna minimaのような金属耐久性のある種によって支配されるが,その豊富さは2010年に増加して57.2±10%に達した。金属蓄積の有意な減少は観察されず,また工業用地の下流で収集した生物膜中の全Cd含有量は2009年7月の772.7±88から2010年7月の636.9±20μg/gDWまで変動した。人工基質に対して得られた結果を天然基質のそれと比較し,同じような珪藻群落と奇形になった珪藻の豊富さ,しかし低い多様性を示した。これは,スライドガラス基質が付着性生物膜の健全性の良好な表現を与えることを保証する。最後に,結果を浄化プロセス以前に実施された研究と比較したところ,これは生物膜における金属蓄積の減少を示さないだけでなく,群落の分類学的組成におけるシフトも示さず,それどころかE.minimaのような金属耐性種の優勢残存が確認された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
河川汚濁  ,  重金属とその化合物一般  ,  用水の生物学的処理 

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