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J-GLOBAL ID：201202234327496164   整理番号：12A1211694

生成後の遊離速度が制御可能な自己組織化デリバリープラットフォーム

A Self-Assembled Delivery Platform with Post-production Tunable Release Rate

著者 (5件)： BOEKHOVEN Job (Delft Univ. Technol., Delft, NLD) ,  KOOT Mathijs (Delft Univ. Technol., Delft, NLD) ,  WEZENDONK Tim A. (Delft Univ. Technol., Delft, NLD) ,  EELKEMA Rienk (Delft Univ. Technol., Delft, NLD) ,  VAN ESCH Jan H. (Delft Univ. Technol., Delft, NLD)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 31  ページ： 12908-12911  発行年： 2012年08月08日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 反応生成物の遊離速度を制御可能な多成分酵素反応系について検討した。そのために,シクロヘキサン-トリス-アミドコアをベースに,キモトリプシンで分解可能なアミドリンカーで6-アミノキノリン(6-AQ)を結合させた酵素基質を合成した。この酵素基質は1.9mM以上の濃度でヒドロゲルを形成する。キモトリプシンを包埋したリポソームを,自己組織化によってこのヒドロゲルに固定化すると,リポソームの相転移温度での加熱により,ゲルマトリックスにキモトリプシンが放出され,酵素反応が起こる。加熱時間の変化によってキモトリプシンの放出を制御することで,結果として,反応生成物である6-AQの遊離速度が制御可能である。6-AQの蛍光測定により反応の進行をモニタリングしたところ,0~8.6μM/時の範囲で,6-AQの遊離を制御できることがわかった。

シソーラス用語： *固定化酵素 ,  酵素反応 ,  キモトリプシン ,  *ヒドロゲル ,  リポソーム ,  自己組織化 ,  時間 ,  時間依存性 ,  反応制御 ,  転移温度 ,  温度感受性 ,  ゲル化
準シソーラス用語： 加熱時間

分類 (1件)： 酵素の応用関連  (EB09100B)

物質索引 (1件)： N-[(1S)-1-ベンジル-2-(6-キノリルアミノ)-2-オキソエチル]-3β,5β-ビス[[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エチル]カルバモイル]シクロヘキサン-1β-カルボアミド

タイトルに関連する用語 (3件)： 自己組織化 ,  デリバリー ,  プラットフォーム