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J-GLOBAL ID:201202234332512690   整理番号:12A0188555

芳香族ポリイミドの化学構造による熱エージング,緩和挙動及び機械的性質への影響

Effect of the chemical structure of aromatic polyimides on their thermal aging, relaxation behavior and mechanical properties
著者 (4件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 2637-2647  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: B0722A  ISSN: 0022-2461  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本報告は分子構造が異なる三つのポリイミド,PMDA-ODA,6FDA-ODA及び6FDA-6FpDAの緩和プロセスと機械的性質への構造的変化と熱エージング処理による影響を調べた。これらのポリイミドはそれらのポリアミド酸前駆体の熱イミド化で得た。ポリアミド酸前駆体は対応する二無水物[ピロメリット無水物(PMDA),ヘキサハイドロフルオロイソプロピリデン ジフタル酸無水物(6FDA)及びジアミン[4,4′-ジアミノジフェニルエーテル(ODA),4,4′-(ヘキサフルオロイソプロピリデン)ジアニリン(6FpDA)から合成した。硬化プロセス後,ポリイミドは固定温度で種々の時間熱エージングした。動的機械的測定を多重周波数モードで行い,β転移の活性化エネルギーと同様にガラス-ゴム,サブガラス転移を調べた。熱イミド化の過程で電荷移動相互作用による鎖剛性の増加と分子パッキングの結果として,TgはPMDA-ODA>6FDA-6FpDA>6FDA-ODAの順に減少した。βサブガラス転移は二つの緩和プロセス,β′とβ”を示した。β′プロセスにはジアミン成分の局所的運動が寄与し,β”プロセスには二無水物部位の局所的運動が寄与した。これらの分子運動の協同性もStarkweather法で評価した。熱エージングはポリイミド鎖の凝集状態,Tg及びサブガラス転移特性を強化した。この効果は特にPMDA-ODAポリイミドで顕著となった。また,機械的性質も化学的構造とエージング処理に大きく影響された。エージング無しの試料では,より影響するパラメータは破断時の伸びで,PMDA-ODA>6FDA-ODA>6FDA-6FpDAの順に減少した。エージングは弾性率と引張強度を向上させ,破断時の伸びを減少させた。Copyright 2011 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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機械的性質  ,  抵抗性  ,  その他の高分子材料 
物質索引 (1件):
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