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J-GLOBAL ID:201202234345254950   整理番号:12A0535347

腸内微生物叢,食事および心疾患

Gut Microbiota, Diet, and Heart Disease
著者 (14件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 24-30  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: C0268A  ISSN: 1060-3271  CODEN: JAINEE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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腸内微生物叢の変調は,宿主の全身性健康の改善および増進に関連している興味の領域で,虚血性心疾患(CHD)のコレステロールレベルの上昇の様な慢性疾患に伴うリスク係数を減らす可能性がある。ヒトの祖先の食事は主に食事性線維および発酵性の基質が高い植物食に基づいて,そして,ヒトの腸内微生物叢はこの種の食事を背景に進化した。ヒトの進化の初期からの植物に基づく食事を模倣する治療食は,コレステロール減少に役立つであろう。対照的に,食物繊維および発酵性の基質が低く,飽和およびトランス脂肪酸の高い典型的西洋の食事は,コレステロール低減のために薬物の必要性を増大するであろう。西洋の食事を消費しているヒトの腸内微生物叢は,代謝燃料を十分に活用できず減少して,最適な腸内微生物プロフィールより劣る結果となる。その結果,西洋の食事は,ヒトの従来の腸内微生物叢,ヒトが最初に現れた時から比較的変化しなかったゲノムにミスマッチである。まだ,腸内微生物叢がコレステロールレベルを調整する正確な機構がいまだ明らかでないが,細菌発酵,特に短鎖脂肪酸(すなわちプロピオン酸塩)の最終産物はコレステロールレベルを調整する可能性ある候補である。腸内微生物叢とCHDリスク低減の可能性に関連してより多くの研究が必要であるが,植物食,食物繊維および発酵性の基質が豊富な治療食を消費することは,おそらく腸内微生物叢を変えることによって,全身性健康を増進するために役立つ戦略である。
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分類 (4件):
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食品一般  ,  腸  ,  微生物の生態  ,  循環系の基礎医学 
物質索引 (1件):
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タイトルに関連する用語 (3件):
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