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J-GLOBAL ID：201202234398297170   整理番号：12A0712186

粉末加圧成形試料を用いたシリカフュームの蛍光X線分析方法に関する検討

STUDY ON X-RAY FLUORESCENCE ANALYSIS OF SILICA FUME USING SAMPLE BY PRESSING FORMING

著者 (4件)： 田中敏嗣 (太平洋セメント 中研) ,  鳴瀬浩康 (三菱マテリアル セメント研) ,  小出貴夫 (住友大阪セメント セメントコンクリート研) ,  入内島克明 (電気化学工業)
資料名： セメント・コンクリート論文集  (Cement Science and Concrete Technology)
号： 65  ページ： 254-260  発行年： 2012年02月25日 
JST資料番号： F0276A  ISSN： 0916-3182  CODEN： SKROER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： シリカフュームは,粒子径が0.1~0.2μm程度のシリカを主成分とする超微粒子であり,コンクリート混和材として,吹付けコンクリートや高強度コンクリートにおいて,必要不可欠な材料である。シリカフュームの化学分析として,蛍光X線分析を行うとき,正常なガラスビードが作製できない場合があり,前処理としての1,000°C強熱による分析精度の大幅な低下が,課題となっている。本研究では,シリカフュームの化学分析への蛍光X線分析法の導入に向けて,試料調整方法に関する基礎データを得ることを目的として,粉末加圧成形に着目し,実験的検討を行った。その結果,ガラスビード試料において問題となる,揮発成分の影響を受けないで,シリカフュームの化学分析に,蛍光X線分析を適用できることを確認した。

シソーラス用語： *シリカヒューム ,  *加圧成形 ,  *粉体 ,  *蛍光X線分析 ,  コンクリート混和材 ,  粒状材 ,  ガラス ,  化学分析 ,  揮発分 ,  混合 ,  粉砕
準シソーラス用語： ガラスビード ,  粉砕混合 ,  *粉末加圧成形

分類 (1件)： 骨材  (YC05060B)

引用文献 (2件)：

• 1)JIS A 6207:2006 コンクリート用シリカフユーム、解説(2006)
• 2)セメント協会標準試験方法JCASI-03-1993「ポルトランドセメントの蛍光X線分析方法」(参考資料1試料形態と精度の検定)、セメント協会(1993)

タイトルに関連する用語 (5件)： 粉末 ,  加圧成形 ,  試料 ,  シリカフューム ,  蛍光X線分析