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J-GLOBAL ID:201202234402097661   整理番号:12A0365119

エレクトロスプレイプルームによる微量気体のイオン化に関する機構研究

Mechanistic study on the ionization of trace gases by an electrospray plume
著者 (3件):
資料名:
巻: 313  ページ: 21-29  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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純粋な溶媒のエレクトロスプレイが気相分析質を効率よくイオン化することができるという事実は何十年も知られているがこの方法が広く利用されたことはなかった。環境質量分析法の出現によってこの手法の普及が進みつつある。しかし,蒸気がエレクトロスプレイプルームと出会ってイオン化される機構はほとんど知られていない。これが水,水/メタノール(1/1)およびメタノールのエレクトロスプレイに一組のアミン蒸気を曝露した本研究における我々の動機付けであった。イオン化蒸気をイオン移動度質量分析法によってキャラクタリゼーションした。さらに最近開発された蒸気とエレクトロスプレイ源から発生するイオンまたは帯電液滴との衝突および電荷移動についてイオン化確率を予測するモデルを試験した。(i)水スプレイのとき最も高い感度,メタノールスプレイのとき最も低い感度,(ii)最も重い化学種は水に不溶として感度と蒸気質量との近似的な相関,(iii)同じ化合物について液相からイオン化したときと気相からイオン化したときとで異なる電気移動度スペクトル(すなわち気相の場合には1つの主ピーク,液相の場合には3つのピーク),(iv)イオン-分子反応の方が液滴-蒸気電荷交換より高いモデルとの一致を見いだした。分析質は,あたかも最初からエレクトロスプレイ溶液中に存在していたかのごとく再放出されるようには液滴中に溶解することがおそらくできなかったと結論した。我々の観測結果は,蒸気がイオン-分子反応によってイオン化されることを示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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イオンと分子の衝突・散乱  ,  質量分析  ,  脂肪族アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム 
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