文献

J-GLOBAL ID：201202234428788301   整理番号：12A1510472

時間領域進行波モデルを使用した高次横方向結合DFBレーザの動的解析

Dynamic Analysis of High-Order Laterally Coupled DFB Lasers Using Time-Domain Traveling-Wave Model

著者 (3件)： AKROUT Akram (Univ. Ottawa, ON, CAN) ,  DRIDI Kais (Univ. Ottawa, ON, CAN) ,  HALL Trevor J. (Univ. Ottawa, ON, CAN)
資料名： IEEE Journal of Quantum Electronics  (IEEE Journal of Quantum Electronics)
巻： 48  号： 9-10  ページ： 1252-1258  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： H0432A  ISSN： 0018-9197  CODEN： IEJQA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,横結合分布帰還型(LC-DFB)レーザの過渡応答特性に対する高次格子の影響について,時間領域進行波モデルをベースにした数値解析の結果について報告した。最初に,自然放出やキャリア密度,光子分布,および屈折率の縦方向変化などを考慮した,時間依存修正結合モード方程式の直接解に基づく自己無撞着モデルを提示した。次に,提示したモデルをベースにした,高次格子のレーザ特性に対する影響の数値結果を提示した。ここでは,一次格子から四次格子までの定常状態のキャリア濃度の縦方向分布,オフセット周波数-レーザ出力のスペクトルを提示した。結果は,縦空間ホールバーニングとサイドモード抑圧比(SMSR)が,デューティサイクルと高次格子に対する強い依存性を持つことを示した。また,デューティサイクルの調整によりホールバーニングを減少できることを示した。さらに,50%のデューティサイクルでの三次格子は,45dBの高いSMSRを実現可能であることを示した。

シソーラス用語： *分布帰還形レーザ ,  高次構造 ,  *格子 ,  *過渡応答 ,  進行波 ,  ホールバーニング ,  比率 ,  稼働率 ,  信号特性
準シソーラス用語： サイドモード抑圧比 ,  デューティサイクル ,  *時間領域

分類 (1件)： 半導体レーザ  (BD04070L)

タイトルに関連する用語 (6件)： 時間領域 ,  進行波 ,  モデル ,  横方向 ,  DFBレーザ ,  動的解析