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J-GLOBAL ID:201202234429386959   整理番号:12A1500610

インターフェロン-αはLewis肺癌を有するマウスでドセタキセルの抗腫瘍と抗転移効果を改善する

Interferon-alpha improves docetaxel antitumoral and antimetastatic efficiency in Lewis lung carcinoma bearing mice
著者 (6件):
資料名:
巻: 91  号: 17-18  ページ: 843-851  発行年: 2012年10月29日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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インターフェロン-α(IFN-α)は,何種類かの組織でP-糖蛋白質(P-gp)発現を低下することが知られている。この研究は,Lewis肺癌(3LL)を有するマウスに与える,抗腫瘍と抗転移ドセタキセル(DTX,P-gp基質)に与える,IFN-α前処理の影響を評価し,DTX薬動力学との関係を評価することを目的にした。C57/B16マウスの6群に,2.10x1063LL細胞を皮下(s.c.)移植し,続いて,7日間IFN-α 4MIU/kg,更に,i.v.または経口DTX(30mg/kg)の投与をするか,しなかった。薬動力学試験は,一部のマウスで行った:DTX濃度は,血漿と腫瘍で評価し,AUCはBailer法により推定し,半減期とMRTは,非コンパートメント分析により決定した。腫瘍増殖は,21日以上評価した:続いて,動物を殺処分し,肺転移数を計数した。Kaplan-Meier分析を行い,試験期間中の生存データを分析した。IFN-αと併用したDTX i.v.投与は,マウスの生存を有意に改善し(19.6±0.6日 対 対照群17.1±0.8,p=0.047),より大きな抗転移効果を示した(対照マウスと比較した転移数87.5%低下)。腫瘍増殖に対する効果は,DTX i.v.単独投与を受けたマウスと比較し,IFN-α/DTX i.v.処理群内で修飾されなかった。薬動力学分析は,DTX i.v.投与30分後,腫瘍中のDTX濃度の増加およびIFN-α処理後,経口投与したDTXの経口生物学的利用性の増加を示した。IFN-αは,腫瘍へのDTXの取り込みを増加し,その抗腫瘍効果を改善し,動物の生存を改善した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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腫ようの実験的治療  ,  呼吸器の腫よう  ,  サイトカイン  ,  薬物の物理化学的性質 
物質索引 (1件):
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