抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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平成22年2月に策定された「東京都交通局経営計画」の中で,大江戸線の全駅へのホームドア設置が決定された。ホームドア設置により,駅停車時間の増加が見込まれるので,朝ラッシュ時の混雑緩和を図るため標記車両2編成(16両)を製作することも決定された。標記車両は,12-000形車両4次車をベースに製作したが,主な変更点は次の通りである。1)外観としては,ラインカラーを変更し,軽快なイメージを持たせた。また,前面の大型窓ガラスをより直立させ,乗務員室の空間を大きく確保した。2)客室は,白系を基調として,地下鉄を感じさせない明るい室内を目指した。3)主回路には3相一体2レベルインバーターを採用し,小型軽量化及び部品点数削減による保守軽減と信頼性の向上を図った。4)列車情報制御装置の基幹伝送路を,取扱いの容易さなどを考慮し,光ファイバーからメタル線に変更した。5)冷房装置の容量を従来車の当初積載容量よりもアップさせた。その他の変更点についても,紹介した。