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J-GLOBAL ID:201202234510771328   整理番号:12A1600319

イチゴ冷蔵苗の利用に関する研究

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資料名:
巻: 87  号: 11  ページ: 1102  発行年: 2012年11月01日 
JST資料番号: G0801A  ISSN: 0369-5247  CODEN: NOOEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ヨーロッパで特に広く定植されている長期間冷蔵されたイチゴ苗について考察した。2品種の冷蔵苗を5月に定植した研究では,冷蔵苗の摘花は有効であった。無燻蒸の苗床から10月に引き抜き,1°Cで6日~34日間貯蔵した苗を用いた研究では,長期間低温貯蔵した苗の収量が勝っていた。4か月冷蔵し42~48°Cの温水に5~20分間浸漬した2品種の苗を,雨よけハウスに5月に定植した研究では,活着率などは,高温・長時間程低下する傾向が見られたほか,炭素病防除に十分でない可能性のある処理区もあった。非冷蔵苗を8月上旬に,10品種・系統の冷蔵苗を7月下旬に圃場に定植し2年間栽培した研究では,株あたり果実可販収量などで冷蔵苗が勝った。LEDによる赤色光と赤色光+青色光の下で育てた苗の研究では,混合光区が適することがわかった。
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