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J-GLOBAL ID:201202234512575348   整理番号:12A0636684

メタボロミクスは神経障害起源の慢性疼痛にスフィンゴ脂質の変化を結びつける

Metabolomics implicates altered sphingolipids in chronic pain of neuropathic origin
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 232-234  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: W2213A  ISSN: 1552-4450  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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神経因性疼痛の化学的基礎を明らかにするために,脛骨神経切断(TNT)モデルラットでメタボロミクス解析を行った。TNT処理後21日目の後角,後根神経節,脛骨神経および血漿成分を対照と比較し,モデルラット後角において,スフィンゴミエリン-セラミド代謝経路に含まれるセラミドとホスファチジルコリン量の増加,ジアシルグリセロールの減少を確認した。またスフィンゴミエリナーゼ活性化に関わる血小板活性化因子の増加も確認した。TNTにより増加したセラミド異化代謝産物であるN,N-ジメチルスフィンゴシンを健常ラットに投与すると,神経因性疼痛に特徴的な機械的アロディニアを生じた。モデルラットあるいはN,N-ジメチルスフィンゴシン処理培養アストロサイトでは,アストロサイト活性化に伴う炎症性IL-1βの分泌および単球走化性蛋白質量が増加し,後角におけるスフィンゴミエリン-セラミド代謝経路の変化によって生じたジメチルスフィンゴシンが神経因性疼痛において重要な役割を果たしていると結論付けた。
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  生物学的機能 
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