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J-GLOBAL ID:201202234567898740   整理番号:12A1718485

相逆変態誘起オーステナイト系ステンレス鋼のナノスケール変形挙動:ナノ結晶粒から粗大結晶粒までの結晶粒度の相互作用

Nanoscale Deformation Behavior of Phase-Reversion Induced Austenitic Stainless Steels: The Interplay Between Grain Size from Nano-Grain Regime to Coarse-Grain Regime
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巻: 43  号: 13  ページ: 5286-5297  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: E0265B  ISSN: 1073-5623  CODEN: MTTABN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,冷間変形準安定オーステナイトの焼鈍の温度-時間関係を変えることによってナノ寸法結晶粒/超微小結晶粒(NG/UFG)からナノ結晶粒(FG)までの範囲の結晶粒を得るという最近導入した逆変態概念を用いた。逆変態誘起NG/UFG組織は,高強度と高延性の組み合わせ特性が特徴である。逆変態概念は,準安定オーステナイトの過酷冷間変形がひずみ誘起マルテンサイトを生成させることを基本とする。焼鈍によってマルテンサイトは拡散逆変態機構によってオーステナイトに逆変態し,焼鈍条件によってそれぞれNG/UFG,サブミクロン寸法結晶粒(SMG)又はFG組織となる。深さ検出超微小押込み実験と電子顕微鏡法を組み合わせて,変形機構がNG/UFGから粗大結晶粒(CG)までの結晶粒の大きさに及ぼす影響を明らかにした。NG/UFG組織の場合の活発な機械的双晶化と積層欠陥から,CG組織の場合の剪断帯の交差点でのひずみ誘起マルテンサイト生成へと,変形機構の明瞭な遷移が起きる。結晶粒径の減少によるオーステナイトの安定性の低下の観点から変形機構の遷移について考察した。Copyright 2012 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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組織的硬化現象  ,  機械的性質 

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