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J-GLOBAL ID：201202234587065540   整理番号：12A1378111

溶湯熱を利用したアルミ合金鋳物の複合化

Hybridization Process using Heat of Melt Aluminum Alloy

著者 (3件)： 戸羽篤也 (北海道総合研究機構 工試) ,  高橋英徳 (北海道総合研究機構 工試) ,  片山直樹 (北海道総合研究機構 工試)
資料名： 北海道立総合研究機構工業試験場報告  (北海道立総合研究機構産業技術研究本部工業試験場報告)
号： 311  ページ： 99-107  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0674A  ISSN： 2189-1230  CODEN： HOKSA9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 無電解ニッケルめっき処理後に熱処理を施すことによって高硬度皮膜が形成できる技術に着目し,アルミ合金鋳物の耐摩耗性を要する部位に低コストで高硬度皮膜を付与する鋳ぐるみ複合化技法の可能性を検討した。予め無電解ニッケルめっきを施した純アルミ基板をアルミ合金溶湯で鋳ぐるむ試験の結果,鋳型を予熱して温度を高めた金型に溶湯温度を低く抑えて鋳込むことにより,鋳物との良好な接合と,硬い表面皮膜が得られることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *アルミニウム ,  *鋳造 ,  鋳ぐるみ ,  表面処理 ,  無電解めっき ,  ニッケルめっき ,  熱処理 ,  アルミニウム合金 ,  *金属組織 ,  被覆 ,  硬化層 ,  分布 ,  温度依存性 ,  保持時間 ,  押込硬さ ,  熱履歴 ,  冷却速度 ,  鋳込温度 ,  熱伝導 ,  金型鋳造 ,  温度 ,  表面被覆
準シソーラス用語： ミクロ組織【金属組織】 ,  硬度分布 ,  複合化 ,  金型温度

分類 (2件)： 鋳造法,鋳込  (WC01030Q) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (7件)：

• 1) 阿部芳彦, 片山直樹, 浅野信夫, 中尾英弘;「無電解ニッケルめっきに関する研究 (第4報)」, 北海道立工業試験場報告 No.294 (1995.6)
• 2) 阿部芳彦, 片山直樹, 西村智也;「無電解ニッケルめっきに関する研究 (第5報)」, 北海道立工業試験場報告 No.296 (1997.6)
• 3) 馬籠隆広, 西本洋道, 山下嗣人;「クエン酸浴からのNi-P結晶質/非晶質系多皮膜膜の作製及び特性評価」, 神奈川県産学公交流研究発表会要旨集 (2006.10)
• 4) 岡田紘子, 小林靖之, 野呂美智雄, 藤原裕, 松川公洋;「無電解Ni-P/PTFE複合めっき皮膜の撥水特性に及ぼす熱処理の影響」表面技術協会講演大会講演要旨集 (2008.2)
• 5)「金属データブック」日本金属学会編, 丸善 (1987.10)

タイトルに関連する用語 (3件)： 溶湯 ,  アルミ合金鋳物 ,  複合化