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J-GLOBAL ID:201202234642972233   整理番号:12A1123894

Na2xMn1-xPS3の誘電特性に対するインターカレーション時間の効果

Effects of the intercalation time on the dielectric properties of Na2x Mn1-x PS3
著者 (6件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 2498-2505  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: B0954A  ISSN: 0025-5408  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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チオリン酸マンガン粉体にナトリウムイオンを2つの異なるインターカレーション時間(150分および180分)インターカレーションさせて得られたNa2xMn1-xPS3のように表される化合物の誘電特性に対するこのパラメータの影響を評価した。詳しくは,温度(80K~350K)および周波数(20Hzから1MHz)の関数として誘電率測定を行い,相互にならびに純マトリックスおよび120分のインターカレーション時間に対応するNa2xMn1-xPS3化合物の誘電率と比較した。検討した両方の化合物は低温における損失ピーク,低周波数およびあまり高くない温度における強い分散,ならびにNa2xでMn1-xPS3(120分)において既に観測されたものと一致するArrhenius温度依存性を示すクロスオーバ周波数を特徴とする誘電応答を示した。これらの結果を交流伝導率,Maxwell-Wagner-Sillar(MWS)分極,電極分極および直流伝導率の観点から考察した。上記の特徴はすべて本来ホッピング電荷キャリアであるNa+イオンによるものとされた。Na+イオンは交互動作において跳躍双極子のように振舞い,同時に多数の部位にまたがる延長ホッピングの結果として導電性特性を示した。この帰属によって分析したナトリウム化合物をホッピング電荷キャリア系として分類することが可能になった。この系においてはNaインターカレーション時間が増加すると損失ピーク強度が減少し,クロスオーバ周波数に関連した活性化エネルギーが増加した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の無機化合物の電気伝導  ,  塩 
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