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J-GLOBAL ID:201202234676826180   整理番号:12A1727460

密な高度光散乱媒質における磁性ナノ粒子の直径の決定に対する過渡的磁気複屈折

Transient magnetic birefringence for determining magnetic nanoparticle diameters in dense, highly light scattering media
著者 (6件):
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巻: 23  号: 15  ページ: 155501,1-10  発行年: 2012年04月20日 
JST資料番号: W0108A  ISSN: 0957-4484  CODEN: NNOTER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アガロースゲルにおける電気泳動分離後の球形Fe304ナノ粒子の流体力学的直径のin situ測定を,過渡的磁気複屈折(TMB)を用いて行った。濃密媒体中の多重光散乱により透過光の偏光度は減少するが,TMBによりアガロースゲルのような濃密で高い散乱性媒体中でも信頼できる結果が得られることがわかった。この結果は,粒子とマトリックスの相互作用は低いものの,同様に光を散乱するより複雑な生体媒質に対する手法の正しさの検証になる。実際,回転粒子拡散に対するゲル-粒子相互作用の顕著な影響は見られなかった。今回TMBにより得た流体力学的直径を,動的光散乱(DLS)によりex situ測定で得た値と比較し,さらに,TEMやAFMの顕微鏡による結果と比較検討することにより,複屈折信号に対する主な寄与が,球形Fe304ナノ粒子の二量体および小さい異方性凝集体によることがわかった。即ち,単量体の寄与はなかった。このことから,磁気誘導複屈折が磁性粒子の二量体形成の検出に使用できること,さらに,生体細胞や組織などの生体媒質とナノ粒子との相互作用の研究に使用可能なことを示唆した。
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分類 (2件):
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酸化物薄膜  ,  電気光学効果,磁気光学効果 
タイトルに関連する用語 (5件):
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