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J-GLOBAL ID:201202234732412911   整理番号:12A1367409

耕地農作物土壌由来のN2Oフラックス減らすことにおける減耕起-被覆作物管理がいかに効果的か?

How Effective is Reduced Tillage-Cover Crop Management in Reducing N2O Fluxes from Arable Crop Soils?
著者 (11件):
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巻: 223  号:ページ: 5155-5174  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: C0720A  ISSN: 0049-6979  CODEN: WAPLAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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圃場管理が土壌物理および土壌生物学に対する影響を通して耕地の作付体系由来の酸化二窒素(N<sub>2</sub>O)生成に影響を与えると期待されている。アイルランド,Carlow,Oak Park Research Centreで春蒔きのオオムギ作付けに対して2008年4月から2009年8月まで週基準でN<sub>2</sub>Oフラックス測定を実施した。土壌はアイルランドの穀類生産地の大部分の典型的な自由脱水砂壌土である。本研究の目的は耕地土壌からの酸化二窒素放出を軽減し,N<sub>2</sub>O放出を評価するためのDeNitrification-DeComposition(DNDC)モデルバージョン(v.9.2)を検証するために減耕起と辛子被覆作物(RT-CC)を結びつけることの適合性を調べることである。加えて,二組の将来の気候シナリオ(期間2021年-2060年)に対するN<sub>2</sub>O放出をシミュレーションするためにモデルを使用した。圃場結果は日放出は二つの場合におけるRT-CCに対して著しく高いけれども(p<0.05),CT処理と比較して累積N<sub>2</sub>Oフラックスに対して有意な効果は認められなかった(p>0.05)。以前収集したデータと組み合わせ本研究から収集したN<sub>2</sub>Oデータを使用してDNDCを検証し,この圃場からN<sub>2</sub>O放出(r<sup>2</sup>=0.70),水で満たされた孔隙(WFPS)(r<sup>2</sup>=0.58),および土壌温度(r<sup>2</sup>=0.87)を評価するのに適していることが示された。140kgNha<sup>-1</sup>肥料散布速度の場合の測定されたN<sub>2</sub>O値に対するシミュレーションした値の相対偏差はRT-CCに対して-36%,またCTに対してー19%である。二乗平均平方根誤差値は各々0.014および0.007kgN<sub>2</sub>O-Nha<sup>-1</sup>day<sup>-1</sup>であるが,これは妥当な一致である。将来の蓄積N<sub>2</sub>Oフラックスおよび全脱窒素が全ての将来の気候予測に対してRT-CC管理の下で増加すると予測されたが,一方予測はCTの下で矛盾している。本研究は,もし唯一の目的がN<sub>2</sub>O放出を減らすことことであるならば,春オオムギに関する代替圃場管理システムとしてのRT-CC使用は成功しないことを示唆している。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌物理  ,  肥料一般  ,  土壌生物  ,  土壌管理 

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