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J-GLOBAL ID:201202234741233752   整理番号:12A0440975

ホノキオールは蛋白質チロシンホスファターゼSHP-1を介して肝細胞癌細胞のSTAT3シグナル伝達,増殖及び生存を阻害する

Honokiol Inhibits Signal Transducer and Activator of Transcription-3 Signaling, Proliferation, and Survival of Hepatocellular Carcinoma Cells Via the Protein Tyrosine Phosphatase SHP-1
著者 (12件):
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巻: 227  号:ページ: 2184-2195  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ホノキオールは肝細胞癌(HCC)細胞においてSTAT3シグナル伝達経路の無効を通してそれの抗癌作用を発揮するかどうかについて研究した。ホノキオールはc-Src,JAK1及びJAK2活性化の阻害と平行してヒトHCC細胞において構成的及びIL6誘導STAT3活性化を抑制することを見出した。この阻害は細胞生存を抑制し,増殖,抗アポトーシス,血管新生遺伝子産物の発現をダウンレギュレートし,増殖の抑制及びアポトーシスの誘導をもたらした。またバナジウム酸塩処理により,STAT3のホノキオール誘導ダウンレギュレーションを無効にし,チロシンホスファターゼSHP1の関与を示唆した。さらに,ホノキオールはHCC細胞においてドキソルビシン及びパクリタキセルのアポトーシス作用を顕著に増強した。これらの結果から,ホノキオールはSTAT3活性化の新しい遮断剤であること及びHCC及び他の腫瘍の治療に優れた可能性を持つことを示唆した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究  ,  消化器の腫よう 

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