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J-GLOBAL ID：201202234751663917   整理番号：12A0813793

生体異物およびジャスモン酸に誘導されるシグナル伝達経路類はArabidopsisのCYP81D11プロモーターにおいて相互依存的になった

Xenobiotic- and Jasmonic Acid-Inducible Signal Transduction Pathways Have Become Interdependent at the Arabidopsis CYP81D11 Promoter

著者 (7件)： KOESTER Julia (Georg-August-Univ. Goettingen, Gottingen, DEU) ,  THUROW Corinna (Georg-August-Univ. Goettingen, Gottingen, DEU) ,  KRUSE Kerstin (Georg-August-Univ. Goettingen, Gottingen, DEU) ,  MEIER Alexander (Georg-August-Univ. Goettingen, Gottingen, DEU) ,  IVEN Tim (Georg-August-Univ. Goettingen, Gottingen, DEU) ,  FEUSSNER Ivo (Georg-August-Univ. Goettingen, Gottingen, DEU) ,  GATZ Christiane (Georg-August-Univ. Goettingen, Gottingen, DEU)
資料名： Plant Physiology  (Plant Physiology)
巻： 159  号： 1  ページ： 391-402  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： C0606A  ISSN： 0032-0889  CODEN： PLPHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 誘導的解毒系を通して植物は人類,隣接植物あるいは病原性微生物の放出する有害な物質を無害化しており,Arabidopsis thalianaにおいては,チトクロームP450遺伝子CYP81DI1および解毒プログラムとリンクする他の遺伝子類の化学的誘導は,クラスIIのTGA転写因子類に依存している。生体異物およびジャスモン酸(JA)に依存するシグナルカスケード類がCYP81D11プロモーターにおいて相互依存的になることについて述べた。JA制御の転写因子であるMYC2は,プロモーターにMYC2/TGA結合部位のある場合にCYPSID11の発現の活性化だけができたが,生体異物に制御されるTGA転写因子は最大のプロモーター活性だけを仲介できた。さらに,MYC2結合モチフの欠失はプロモーターのJA応答性を失わせたが,JA受容体であるCOI1に対する応答性に影響のないことがわかった。これらの結果は,JAの不在下において未知のシス要素がCOI1依存的転写の活性化を仲介できることを示した。

シソーラス用語： *Arabidopsis thaliana ,  経路 ,  *細胞情報伝達 ,  遺伝子 ,  チトクロームP450 ,  プロモーター領域 ,  解毒 ,  *転写因子 ,  依存性 ,  *遺伝子発現 ,  ホルモン受容体 ,  オレフィン化合物 ,  脂環式ケトン ,  ケト酸
準シソーラス用語： 生体異物 ,  シグナル伝達経路 ,  CYP81D11遺伝子 ,  TGA転写因子 ,  相互依存性 ,  MYC2転写因子 ,  COI1受容体

分類 (4件)： 植物ホルモン  (EH02070M) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： ジャスモン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 生体異物 ,  ジャスモン酸 ,  誘導 ,  シグナル伝達経路 ,  Arabidopsis ,  プロモーター