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J-GLOBAL ID:201202234774533000   整理番号:12A0441293

高機能フィルム製造の新展開 結晶性ポリエステル樹脂のフィルム用途への展望〈「プリマロイCP」の特性〉

著者 (1件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 47-52  発行年: 2012年03月10日 
JST資料番号: F0254A  ISSN: 0555-7887  CODEN: PRSKAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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三菱化学社(当社)は変性オレフィン系樹脂「モディック」や変性ポリエステル系樹脂「プリマロイAP」を樹脂改質用途及び接着用途に販売してきた。当社はこのたび単体使用のほか積層化,改質用途での使用を想定した新結晶性ポリエステル樹脂「プリマロイCP」を上市した。本稿ではその特徴を述べ,複合化による機能性向上の可能性や,フィルム/シート分野における展望を示した。主に樹脂改質用途を想定したプリマロイCP200シリーズは透明性に優れた脂肪族ポリエステルであり,その最も大きな特徴はポリカーボネート(PC)樹脂に対して相溶性を示すことである。CP200を逐次二軸延伸したフィルムの製造例及び物性を示した。PCを主原料とした各種アロイ系にCP200を相溶化材として添加すると透明性が劇的に向上した。CP300シリーズはCP200シリーズにポリエーテルブロックを導入したマルチブロック型の結晶性ポリエステル系樹脂であり,軟質塩化ビニル樹脂に似た触感と柔軟性をもち耐薬品性にも優れる。CP300シリーズは単体で使用できるほかPCなどとの接着性を有するため共押出成形などによる多層化にも接着層として有用であろう。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ポリエステル,アルキド  ,  その他の成形  ,  押出成形 

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