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J-GLOBAL ID：201202234795805719   整理番号：12A0939286

私の環境学 建築は平等で残酷,しかし信頼できる世界

著者 (1件)： 永井拓生 (滋賀県大 環境科学)
資料名： 滋賀県立大学環境科学部環境科学研究科年報  (滋賀県立大学環境科学部+環境科学研究科年報)
号： 16  ページ： 54-56  発行年： 2012年03月31日 
JST資料番号： L5339A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 私の専門は建築の構造設計で,この職能は経済的な背景と構造力学の進歩が融合したところに生まれたと思う。材料の浪費を制御し,生産エネルギーの省力化を科学的な計算によって実現する構造設計という職能は,ある意味では環境に優しい職業と言える。建築を行うことは誰にとっても平等であるが,その技術の水準や計画により構造物の完成度は大きく異なり,残酷である。環境建築デザイン科の先生やボランティアの学生により,震災被災地の集会所として竹の会所を作り上げた。竣工の日に地元の子供達が平磯虎舞を披露してくれた。竹の会所は4年間の短命な建築であるが,地元の子供達が新たな物語を生んでいく場となって欲しい。

シソーラス用語： *記念建造物 ,  *学習 ,  *構造設計
準シソーラス用語： *環境学習

分類 (2件)： 環境工学一般  (SA01010K) ,  競技場,展覧会場,記念建造物,その他  (RB05070C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 環境学 ,  建築 ,  信頼 ,  世界