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J-GLOBAL ID:201202234806777399   整理番号:12A1030941

筋骨格細胞におけるPdia3依存性1α,25-ジヒドロキシビタミンD3シグナル伝達の機構

Mechanism of Pdia3-dependent 1α,25-dihydroxy vitamin D3 signaling in musculoskeletal cells
著者 (3件):
資料名:
巻: 77  号: 10  ページ: 892-896  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: C0103B  ISSN: 0039-128X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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1α,25-ジヒドロキシビタミンD3[1,25(OH)2D3]は従来のステロイドホルモン受容体仲介遺伝子発現によりまた迅速な膜関連シグナル伝達経路の開始により細胞に作用している。二つの受容体,古典的核ビタミンD受容体(VDR)と最近同定された蛋白質ジルフィドイソメラーゼ,ファミリーAメンバー3(Pdia3)は,1,25(OH)2D3により迅速なシグナル伝達に関与している。他のグループとともに本研究室では種々のモデル系(成長平板軟骨細胞,骨芽細胞,ニワトリ腸管上皮細胞,マウス胚様体,細胞外マトリックス小胞および分離細胞膜)における遺伝子ノックアウト,条件付きノックアウト,サイレンシングおよび過剰発現を含むこれらの二つの受容体の役割を研究する種々のツールを確立した。データから,1,25(OH)2D3誘導ホスホリパーゼA2(PLA2)活性,蛋白質キナーゼC(PKC)活性および下流応答におけるPdiaの必要性を証明する。また,Pdia3+/-ヘテロ接合体マウスは軟骨および骨欠損の両方を示している。1,25(OH)2D3はPKC活性化を誘導し,トランスカルタキアは別のVDR-/-マウス系統で影響されないけれども,VDRは形質膜で存在し,一つのVDR-/-マウス系統はトランスカルタキアを欠如している。骨芽細胞分化という状況で,両受容体は胚様体の骨形成コミットメント中に発現され,各受容体のサイレンシングはMC3T3-E1前骨芽細胞で成熟骨芽細胞表現型をもたらしている。Pdia3はカベオラに存在し,ここではPdia3はPLA2活性化蛋白質(PLAA)およびカベオリン1と相互作用してPLA2,ホスホリパーゼC(PLC),PKCおよびマイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)の最終的ERK1/2ファミリーを介して迅速シグナル伝達を開始している。成長板軟骨細胞およびマトリックス小胞モデルを用いて,1,25(OH)2D3に応答してのPdia3依存的シグナル伝達は成長板生理を調節することを証明した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ビタミンD  ,  細胞生理一般 
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