文献

J-GLOBAL ID：201202234818828991   整理番号：12A0875991

γ線照射による水中の塩化有機殺虫剤の除去

The removal of chlorinated organic herbicide in water by gamma-irradiation

著者 (2件)： SOLPAN Dilek (Hacettepe Univ., Dep. of Chemistry, 06800, Beytepe, Ankara, TUR) ,  TORUN Murat (Hacettepe Univ., Dep. of Chemistry, 06800, Beytepe, Ankara, TUR)
資料名： Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry  (Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry)
巻： 293  号： 1  ページ： 21-38  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： B0949B  ISSN： 0236-5731  CODEN： JRNCDM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究では,水溶液中での2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)殺虫剤の照射誘起分解を,照射線量の関数として過酸化水素がある場合と無い場合について種々の条件下で調べた。得たデータは放射線分解の最大の収率は酸化過程/イオン化照射で得られることを確認したが,酸化はヒドロキシル基で行った。50ppmの2,4-Dの完全な分解のために必要な線量は,過酸化水素があると少なくて済む。生成した主要な有毒フェノール中間体は2,4-ジクロロフェノール(2,4-DCP)と4-クロロフェノール(4-CP)であった。2,4-Dと放射線分解で生じた中間体の化学分析はガスクロマトグラフィーとイオントラップ検出器とクロマトグラフィー付の質量分析器で実施した。吸収線量の関数としてのクロロフェノールさらには塩化物,ホルムアルデヒドとカルボキシル酸の生成を調べた。Copyright 2012 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *γ線照射 ,  *有機塩素系殺虫剤 ,  照射線量 ,  *過酸化水素 ,  ガスクロマトグラフィー ,  質量分析計 ,  *芳香族塩素化合物 ,  *放射線分解 ,  反応中間体 ,  脂肪族カルボン酸 ,  廃水処理 ,  カルボン酸 ,  フェノールエーテル ,  脂肪族アルデヒド ,  ヒドロキシ基
準シソーラス用語： ヒドロキシル基 ,  *塩素系殺虫剤

分類 (3件)： 下水,廃水の化学的処理  (SC03050W) ,  芳香族単環ハロゲン化合物  (CF05030H) ,  害虫に対する農薬  (FB06020U)

物質索引 (4件)： 2,4-ジクロロフェノール ,  2,4-ジクロロフェノキシ酢酸 ,  4-クロロフェノール ,  ホルムアルデヒド

タイトルに関連する用語 (3件)： γ線 ,  水中 ,  殺虫剤