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J-GLOBAL ID:201202234873754484   整理番号:12A1549809

季節と牧草給餌がシチリア島のホルスタイン牛,ブラウンスイス牛およびモディカーナ牛の乳中α-トコフェロールおよびβ-カロチン含量に及ぼす影響

Influence of season and pasture feeding on the content of α-tocopherol and β-carotene in milk from Holstein, Brown Swiss and Modicana cows in Sicily
著者 (8件):
資料名:
巻: 92  号:ページ: 501-513  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: H0103A  ISSN: 1958-5586  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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飼料源および品種などのいくつかの要素が乳の脂溶性抗酸化物質(AOs)に影響を与える可能性があることが示されている。本研究では,牧草給餌および乳牛の品種が牛乳中のα-トコフェロールおよびβ-カロチン含量に及ぼす影響について,2つの放牧季節(春および秋)だけでなく夏の非放牧季節もモニタリングすることによって調査した。シチリア島に位置する4つの酪農場が選ばれた:ホルスタイン牛とブラウンスイス牛の両方がいる2つの酪農場および在来種のモディカーナ(M)牛しかいない2つの酪農場。農場ごとの各品種のバルク乳サンプルを採集した。乳中α-トコフェロールおよびβ-カロチンは春が最も高く(それぞれ16.2μg/g脂肪および9.7μg/g脂肪),秋が最も低く(それぞれ11.2μg/g脂肪および0.8μg/g脂肪),夏は中間であった(それぞれ13.3μg/g脂肪および2.5μg/g脂肪)。これらの結果は,放牧季節は乳中の脂溶性抗酸化物質含量に重要な影響を有することを示唆する。特に,秋期に比べて春期に高い乳中AOレベルは,牧草の品質および組成の違い,牧草摂取量の違い,さらには気候などのいくつかの要因に起因しているかもしれない。乳中AO含量に対する品種の影響はあまり明白ではなかった。乳中β-カロチンレベルは品種間で有意差を認めなかった。乳中β-カロチンの飽和は,牧草摂取量が異なるにもかかわらず春期の品種間で類似したビタミンレベルを説明するかもしれない。夏期にM牛から搾乳した乳で,有意なレベルのα-トコフェロールが検出されたことは興味深かった。後者の影響は他の2品種と比べて春期のM牛のかなり高い牧草摂取量によって隠される可能性がある。Copyright 2012 INRA and Springer-Verlag, France Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  粗飼料  ,  原乳の品質と処理 

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