文献

J-GLOBAL ID：201202234895221935   整理番号：12A0717248

加圧下のZnTe多形結晶の,構造的,機械的,電子的特性

Structural, mechanical and electronic properties of ZnTe polymorphs under pressure

著者 (2件)： SOYKAN C. (Dep. of Physics, Pamukkale Univ., Kinikli Campus, 20017 Denizli, TUR) ,  OEZDEMIR KART S. (Dep. of Physics, Pamukkale Univ., Kinikli Campus, 20017 Denizli, TUR)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 529  ページ： 148-157  発行年： 2012年07月15日 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 密度関数理論(DFT)に基づく第一原理計算を行い,ZnTeの構造的,機械的,電子的特性,および圧力誘起相転移の挙動を研究した。一般化勾配近似と射影子増強波ポテンシャルで,電子-イオン相互作用を説明した。周囲圧力相として閃亜鉛鉱(B3)構造を,高圧相の候補として,辰砂(B3),Cmcm(B33)および岩塩(B1)構造を考えた。計算された構造特性は,実験や,以前のab initio予測と良く一致した。それらの間の転移圧力も同様であった。ZnSeの構造相転移の系列をB3→B9→B33と決定した。これらは,実験とよく一致した。弾性定数の圧力依存性と,常圧と高圧の両方の構造の電子エネルギーバンドギャップを報告した。正方晶剪断弾性定数C′は,母相で非常に小さい値を取り,弾性の不安定性を示し,高圧構造への相転移をもたらした。得られた,電子的な結果によると,閃亜鉛鉱型構造はΓ点では直接エネルギーバンドギャップ半導体で,辰砂構造はΓ→Κの対称に沿った間接エネルギーバンドギャップを持っていた。Cmcm相は金属的挙動を示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *多形 ,  *テルル化亜鉛 ,  状態密度 ,  バンドギャップ ,  密度汎関数法 ,  計算 ,  構造相転移 ,  剛性率 ,  正方晶系 ,  閃亜鉛鉱型結晶 ,  岩塩型結晶
準シソーラス用語： 圧力誘起相転移 ,  第一原理計算

分類 (4件)： 固相転移  (BL04020G) ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y) ,  半導体結晶の電子構造  (BM02060N) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 加圧 ,  ZnTe ,  多形 ,  結晶 ,  電子