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J-GLOBAL ID:201202234919531736   整理番号:12A1690804

細菌学的な結果を考慮した分べん後2週間目と4週間目の乳牛の細菌学的所見と子宮感染の関係

Relationship between bacteriological findings in the second and fourth weeks postpartum and uterine infection in dairy cows considering bacteriological results
著者 (4件):
資料名:
巻: 95  号: 12  ページ: 7105-7114  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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分べん後初期の乳牛の子宮腔は種々の細菌で汚染されている。最も関連している子宮病原体は,大腸菌とTrueperella pyogenesである。また,α溶血レンサ球菌とコアグラーゼ陰性ブドウ球菌(CNS)の有病数も高いが,これらの病原体の発現は条件次第であると考えられる。本研究の全体的な目的は,分べん2週間後の細菌の型および子宮感染とその後の繁殖成績に及ぼす授乳期(DIM)10±1日目の大腸菌,T.pyogenes,α溶血レンサ球菌,及びCNSの影響を検証することである。さらに筆者らは,2つの関連する手法の要素(すなわち,実験室機器と試料採取機器)を定量化した。細菌のサンプルをDIM10±1日目と24±1日目に子宮腔から細胞採取用ブラシ(CB)を使って採取した。腟の粘液は腟鏡検査法で分類した。副次試料を使い,3か所の研究所とCBおよび綿棒(CS)の細菌学的な解析結果を比較した。DIM10±1日の子宮帯下の標本を採取し,CBとCSを使って細菌学的な標本を取った。菌を同定し,菌の成長を4点スケールで定量化した。DIM10±1日に大腸菌またはT.pyogenesに感染したウシは,DIM24±1日に同じ細菌種に感染する高いリスクが有った[大腸菌相対リスク(RR)=3.7及びTrueperella pyogenes(RR)=2.9]。さらにDIM24±1日の異常な腟分泌物で診断されるリスクは,DIM10±1日に比べ大腸菌(RR=1.7)およびT.pyogenes(RR=1.7)ともに増加している。α溶血レンサ球菌やCNSの子宮感染は,2週間後にT.pyogenesやE.coliおよび異常な腟分泌物などの感染リスクを増加させなかった。DIM10±1日のE.coliまたはDIM24±1日のT.coliがある乳用めすウシは,他の3つの細菌種に陽性を示した雌牛より最初の人工受精までにより長い時間がかかった。DIM10±1日に大腸菌に陽性の場合,妊娠までより多くの日がかかり,さらに多い10±1日目にT.pyogenesに陽性のウシは淘汰された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  細菌による動物の伝染病  ,  繁殖管理  ,  微生物感染の生理と病原性 

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